【社会人でもフランス留学はすべき理由】

いま社会人として働いているけれど、フランスに留学したい。

でも仕事辞めたり、将来のことが不安だ。

 

この記事を読むと、

 

  • 社会人でもフランス留学をしたほうがよい理由
  • 社会人留学反対派に対する反論

 

についてわかるようになります。

 

社会人や年齢が気になる人も留学した方がいい理由

 

人生は一回きり

 

そんなことは誰もが知っているのですが、大人になると色々しがらみや不安があり、自分の人生を大きく変えるような留学をためらってしまったりします。

留学に失敗したらどうしよう。

こんな年齢で大学とかみんなに何て言われるんだろう……。

 

緩和ケアというものを知っていますか?

死を避けられないような病気になってしまった病人が亡くなるまで、積極的に日々を送れるようにするようなアプローチのことです。

そんな緩和ケアを長く務めたオーストラリアの看護師ブロニーさんがまとめた『死ぬ瞬間の5つの後悔』

 

この本によると、死ぬ間際の患者がブロニ―さんに伝えた後悔の1つに、

 

「他人の目の色をうかがうような人生ではなく、自分自身に誠実な人生を送れる勇気を持つべきだった」

 

というものがあります。

また、「働きすぎた」という後悔もあったそうです。

 

留学してもしなくても人生の最後は変わりません。

みんな死にます。

 

留学自体は、金銭と語学(大学留学の場合は)があればできるものです。

腕を使って空を飛んでくださいと言っているわけではありません。

 

そのため、フランス留学したくてできる状態にあるのに、他人の目を気にしたりして留学しないのはもったいないように思えませんか?

 

人生と留学については【社会人留学はその後の幸せにつながります】もご覧いただくとよいかもしれません。

 

 

 

僕の場合

 

もとからフランス留学に興味はあったのですが、なかなか決められずにいました。

フランスの大学留学を決めたのは、2016年のこと

 

その年の後半に、まず肺炎になり、育ての親であった祖母が亡くなり、その1か月後同棲していた彼女と別れました。

僕は東京にいて、名古屋の祖母の死に際には間に合いませんでした。

 

通夜で棺桶に横たわる祖母の顔を見て、「睫毛も動かせないんだなぁ……」と思ったことを覚えています。

その一か月後、年末に同棲を解消し元旦から1人暮らしに戻ってから、色々考えました。

 

当時東京の日本語学校で日本語教師をしていたのですが、5日までは授業は休みで考える時間がたくさんありました。

 

授業が始まりまだ20代前半で元気な生徒たちの顔を見ていると自分もいつか睫毛も動かせなくなるんだなぁ、と祖母の死に顔を何度も思い出しました。

 

で、ある瞬間、

 

あ、フランス留学しようと

 

思い立ち情報を集め、紆余曲折を経てその年の9月からはニースの大学に留学していました。

周りの反応は応援7割、否定3割くらいでした。

 

 

社会人で留学してどんな意味があるのか

 

僕が受けた留学否定派の意見をまとめると以下のようなものでした。

 

  • 将来どうするんだ
  • 社会人で留学しても意味がない
  • 年齢を考えろ(いい年したおっさんなのに大学生って…)
  • フランス語より英語だろ

 

 

将来どうするんだ

 

心配ありがとうございます。

将来は、フランスに留学しなかった自分と、留学した自分の2つに分かれて、どちらがよいかはその時になってみないとわかりません。

 

留学しなかったほうの人生を選んでいい将来になるかもしれないし、留学したほうの人生のほうがよい将来になるかもしれません。

 

確実に言えることは、留学しなかった場合は留学しなかったとう後悔が残るということです。

 

 

社会人で留学しても意味がない

 

意味は確かにないのかもしれません。

しかし、わからない言葉を辞書に調べるのとは違い、自分の人生の辞書は自分の中にしかありません。

 

 

年齢を考えろ(いい年したおっさんなのに大学生って……)

 

確かに年齢でできなくなることが出てきます。

フランスだと、26歳以上は電車の若者割引使えなかったり(泣き)。

 

しかし年齢を理由にして何かをするかしないかを決めるのはその人自身です。

むしろそういう考えだと、年を重ねるたびにできることが減っていきます。

 

ちなみに僕の大学には僕より年上の学生が何人もいます。

教授より年上というのも普通です。

周りも気にしていません。

 

気にすべきは、年齢ではなく、大学生として自分が何を勉強するかだけです。

 

年齢と留学に関しては【30代で留学は遅すぎる?】もお読みくだい。

 

 

 

フランス語より英語だろ

 

これは一理あります。

世界の覇権語は英語。

最近はフランス人でも英語が扱えると就職が有利

 

しかしフランス語自体や、フランス語と日本語の交流自体がなくなるわけではありません。

 

ちなみに僕のルームメイトのアメリカ人やペルー人は、英語がペラペラですがフランス語ができなくてフランスでの職探しが難航していました。

 

他にも、

 

 

など御覧いただければ、社会人留学反対意見への対処方法についてさらに深くわかるようになるかと思います。

 

 

留学したいならするべき

 

 

というわけで、まとめると、

 

フランス留学したくてできる環境にあるならするべき

 

ということになります。

語学学校でもよいし、僕のように大学留学でも同じ。

 

大学に留学したいけれどフランス語話せないというかたは、語学学校留学してから大学へ申し込む方法もあります。

 

School Withといった留学サイトで資料請求するだけでもよいです。

クリックなど、指を動かすだけでもしたかった留学できるように人生が動いていきますよ!

 

それでもまだ社会人留学を迷っている方は、【人生でやりたいことリストを整理して留学したいか判断しましょう】をお読みくださいませ。

 

 

 

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