【ティラナ観光情報・観光とオフリド行きバスチケットの購入について】
ニース→ザグレブ→バニャルカ→ブルチコ→ベオグラード→プリシュティナ→プリズレン→ウルツィニ→コトル→ドゥブロヴニク→シュコドラ→ティラナへと移動してきました。
ティラナのおすすめホステル情報はこちら。
かつては共産国家であり、さらに日本と同じように鎖国していたアルバニア。
そのような歴史を聞くと、ちょっと行くのを躊躇してしまうかもしれませんが、前回の記事でも書いた通り、首都ティラナは可愛い街でした。
実はティラナに元ルームメイトがいます。
ティラナの大体の場所は彼女に連れて行ってもらったので、今回は地元民情報たっぷりの記事になりそうです。
目次
Skanderberg Square広場
ティラナの中心地にある広場。
僕の泊まっていたD1 Hostelにも近く、シュコドラからのバス停から歩いて来るとまずここに出くわします。
元ルームメイト曰く、広場の石畳はアルバニア全国の町で採れた石を使っているそうです。
ばらばらだったアルバニアの地域を同盟させ、対オスマントルコで独立を保った英雄、スカンデルベルグの像。
日本でいうと、薩長同盟を成立させた坂本龍馬のような感じでしょうか。
Muzeu Historik Kombëtar国立歴史博物館
Skanderberg Square広場の北西にある博物館。
入場料200レク。
アルバニアの歴史を古代から現代まで総覧できます。
英語の説明書きもありますが、近現代史のコーナーまではされていませんでした。
館内は撮影禁止。
なにぶんアルバニアという国は日本ではあまり馴染みがないと思うので、色々興味深いものが見られます。
Bulevardi Dëshmorët e Kombit大通り
Skanderberg Square広場の南につながる大通り。
政府機関、美術館、大学、公園などが建ち並んでいます。
信号機が独特で、信号盤だけでなく支柱までもが赤や青に輝いていました。
所々にポップなイラストあり。
現職のティラナ市長が、共産時代のイメージを払拭しようと街の外観も変更しているそうです。
National Arts Gallery国立美術館
フランスの大学の学生証で学割が効き、入場料が100レクになりました。
絵画と彫像。
共産国家時代のプロパガンダ的な画風の油絵もあり、現在の町の光景に見えるポップさとは違った雰囲気を楽しめます。
美術館の目の前にあった白い建造物。
日本の建築家・藤本壮介さんデザインのパビリオンだそうです。
子どもたちがジャングルジムのように使っていたりもしました。
Pyramid of Tirana
旧エンヴェル・ホッジャ博物館跡地。
ホッジャは共産時代のアルバニアの首相。
スターリン主義者でアルバニアを鎖国へと導いたのも彼でした。
ホッジャ死後、改革開放の進むアルバニアで博物館の処遇を巡って喧々諤々の話し合いが国会で持たれたそうです。
負の産物として取り壊すのか、それとも負の遺産として取り残すのか。
結局後者が選らばれ、現在は自然解体に身を任せるかのような廃墟になっています。
現地の若者たちは頂上に向かって登ったり。
中はこんな感じでした。
さすがに夜には入りたくない……。
Sheshi Nënë Terezaマザーテレサ広場
Bulevardi Dëshmorët e Kombit大通りの最南端にある広場。
シュコドラにもマザーテレサ像があったように、アルバニア人にとってマザーテレサは特別な存在だそう。
なぜならマザーテレサの父親がアルバニア人だから。
青色に煌めくこの建物はポリテクニック大学。
心が落ち着きますね。
Parku i Madh Kodrat e Liqenit 公園
ポリテクニック大学の裏にある公園。
大きな池もあり、スポーツ器具も揃っていたりします。
森林浴にも最適です。
おすすめレストラン
Restaurant Piceri Era “Blloku”
元ルームメイトが連れて行ってくれたレストラン。
1000レクぐらいでアルバニア料理やイタリア料理などが堪能できます。
大通りを南に向かい、Pyramid of Tiranaを越えた交差点を右に曲がってまっすぐ行くと左手にあります。
おすすめバー・1
Kafe “Komiteti”
Pyramid of Tiranaの裏にあるバー。
Rruga Fatmir Haxhiu通りにあります。
バルカンのお酒といえばラキヤ。
このバーでは様々な風味のラキヤを楽しむことができます。
元ルームメイトが頼んだハチミツのラキヤは、蒸留酒の味が苦手な僕でも簡単に飲むことができました。
店内もお洒落だし、おすすめです。
おすすめバー・2
TULLA NOUVELLE – TERRACE
Skanderberg Square広場の西にある図書館の屋上にあるテラスバー。
行き方が微妙にわかりにくい。
図書館正面を右に行き、角に来たら左へ。
階段が見えるので屋上まで登っていく。
テラスだからSkanderberg Square広場を見渡せるそうですが、僕が行ったときは映画イベントのための舞台が設置され見ることができませんでした。
映画は共産時代のアルバニアで起きた悲劇という内容。
優しい兵隊がすべてを失っていく過程を描いたものでした。
オフリドへ
前回の記事でも少し書きましたが、オフリド行きのバス停はティラナ中心から離れた所にあります。
Tirana International Bus StationはSkanderberg Squareから北西へ徒歩15分ほど。
Tirana Ring Centerというショッピングセンターの裏にあります。
このショッピングセンターには綺麗で無料なトイレもあるのでバスに乗る前に寄っておきましょう。
地下一階はスーパーにもなっているので、余ったレク硬貨で買い物もしておくとよいかもしれません。
オフリド行きのバスは、以前はマケドニアのストゥルーガ乗り換えの物だけだったそうですが、現在は直行便が出ています。
ストゥルーガ行きのバスの値段が12ユーロ。そこから現地バスなりタクシーで3ユーロと代理店の方のお話(いろいろな旅ブログによると、もっと安いとか。ただしバスなどではユーロは使えず、現地通貨マケドニアディナールが必要。オフリド行きのバス停までにATMはなし、という情報がありました)。
僕が購入した直行は17ユーロでした。
代理店の名前は6番のBak Busですが、バス自体の名前はEuro Bus。
アルバニア、マケドニア間の国境コントロールを入れてだいたい4時間ほどのバスの旅でした。
ティラナ出発14時、オフリド到着17時。
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