【ブルガリア・1月冬のソゾポル観光は南側がおすすめです】

1月初旬にブルガリアのソゾポルへ行ってきました。

ブルガリア領の黒海沿岸最古の町です。

ブルガリアのサントロペの異名ももつ夏のリゾート地でもあります(サントロペへ行ったことはありませんが(苦笑))。

 

ブルガスからソゾポルへのバスでの行き方はこちらを参照。

 

 

冬のソゾポルでチェックすべきは3つ

 

1月初旬にソゾポルへ行った僕的に気に入ったものは以下の3つです。

 

  1. 洗礼者ヨハネの遺骨関連
  2. 独自の建物
  3. 南側に広がる絶景光景

 

1つずつ書いていきます。

 

 

洗礼者ヨハネの遺骨関連

 

 

2010年、ソゾポルの北にある島St. Ivan島で聖遺物が発見されました。

それが洗礼者ヨハネの遺骨が納められた聖骨箱です。

 

オックスフォード大学の考古学研究者により放射線炭素年代測定法で鑑定、おそらく洗礼者ヨハネのものだと推定されました。

 

 

 

そのSt.Ivan島はソゾポルの北側から望めます。

 

 

おすすめはこの辺り。

 

 

 

そして聖骨箱は東方正教会に安置されてあるとのことです。

記事は古いですが、これによるとブルガリア政府はソゾポルを新エルサレムとして観光客増加を目指しているそうです(ちょっと不敬な感じも個人的にしますが…汗)。

 

が、自分が行ったときは修繕作業中で入れませんでした(涙)。

 

洗礼者ヨハネ?

洗礼者ヨハネはキリストに洗礼を授けたとされる人物です。

が、日本人的には漫画などでよく題材にされる『サロメ』で有名かもしれません(ビアズリーの絵とか)。

 

西洋絵画で切り落とされた首がお盆に乗ってるのがあったら、たいていはヨハネと思ってもよいかと。

サロメはダンスの報酬として父親である王様にヨハネの首をお願いし、切断されお盆の上に乗せられ運ばれてきたヨハネにキスをしたといわれるメンヘラちゃんです。

 

が、その衝撃度が強いので後の芸術家の題材としてよく取り扱われてきたわけです。

 

かくいう自分も耽美主義が好きだったときにサロメにはまって、中学時代の卒業アルバムの挿絵に似たようなイラストを描いたという黒歴史を持っています(´・ω・`)

 

ちなみにキリストの弟子にもヨハネという名前のがいますが別人物です。

 

 

独自の建物を楽しむ

 

 

ネセバルと同じで、ソゾポルのシーズンは夏。

 

参考:

【ブルガリア・ネセバル:冬はほぼほぼ無人で快適散策※でも問題もあり】

 

僕が行ったときは観光客はほぼいませんでした(それでもネセバルよりは多かった)。

 

そのため町歩きをしながら、独特と言われる建物を観察するのが楽でした。

 

ネセバルと同じく、オフシーズンなので普段の地元の人たちの生活がかいまみれて面白かったです。

 

ちなみに町自体はそんなに大きくありません。

小一時間もあれば、大体のスポットと小道を歩いて回れます。

 

 

南側に広がる絶景光景

 

 

ソゾポルの南側(東側?)へ行くと一種崖のようになっています。

 

先端の岬へ行き、右に左に景色を眺めるのもよいです。

岬の割れ目から透明な海水に目を凝らすのも心地よいです。

 

 

しかしおすすめは何といっても岬をビーチに向かい下る途中。

 

 

 

晴れていて青空だとかなり美しい景色になっています。

海の向こう側に左右に広がる家々の屋根の色、波の音、そして1月なのに暖かい潮風が爽やかでした。

 

そのまま下っていくとビーチにでます。

シーズンオフだけあって人はあまりいませんでした。

その入り江から水平線を眺めるのも乙でした。

 

 

 

もうすこし遅い時間帯に行けば夕日に染まる黒海を見て帰ることもできました。

 

ビーチ脇の道から東方正教会の脇に出られます。

考古学博物館を最後に楽しみたいところでしたが、休館中でした。

 

シーズンオフの冬のソゾポルはブルガスからの日帰りか滞在か?

 

 

個人的には日帰りがよいと思います。

理由は

 

  • ブルガスからはブルガリアの他の都市へのバスターミナルや空港がある
  • イスタンブール行きのバスもでている

 

からです。

滞在をおすすめするのは、

 

  • ソゾポルの入り江や岬から日の出が見たい
  • 夏場ビーチで泳ぎたい

 

という人かと思います。

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