【冬のブルガリア・ヴァルナ(バルナ)徹底攻略:年末年始にヴァルナへ行ったら最高でした】

大晦日から1月3日にかけてブルガリアのヴァルナへ行きました。

 

参考:

【ルーマニア・ブカレストからブルガリア・ヴァルナまでバスで行く方法】

 

 

ブルガリアはその後5つの場所を周りましたが、ヴァルナでの滞在が一番よかったです。

 

なので冬のヴァルナの良い点を書いていきます。

 

 

冬のブルガリアのヴァルナの良い点

 

 

結論から書くと、

 

  • ホステルに人がいなくて快適
  • 年越しイベントは控えめだけど楽しめる
  • 初日の出を黒海沿岸の温泉(無料)から見ることができる
  • 夕焼けのあとは月と星空の下で黒海沿岸の温泉(無料)を堪能できる
  • 世界最古の黄金文化に関する博物館がある

 

からです。

ちなみに1月1日はほぼすべてのお店がお休みでした。

 

 

ホステルに人がいなくて快適

 

 

僕は今回ヴァルナの旧市街のほぼ中心にある

 

Hostel Musala

 

にHotels.conを通じて3泊4日滞在しました。

料金は2351円(3泊4日で)。

 

 

予約した部屋は8人のものでしたが、他にほぼ客がいなかったためか同じ料金で4人部屋の部屋に滞在させてもらえました。

 

僕の他には、8人部屋にスウェーデン人が1人、他の4人部屋2つにブルガリア人家族が8人滞在しているのみでした。

 

客が少ない理由はヴァルナのシーズンが夏だからです。

 

その他によかった点は

  • チェックインよりかなり早めに着いたけれど(10時)部屋に案内してもらえた
  • エレベーターがレトロでかっこいい
  • 部屋は4人部屋でもかなり広め
  • ベッドは頭にコンセントと物置きボックス
  • ベッドシーツは綺麗
  • 部屋に備え付けのロッカーが大きい(鍵はホステルのもの)
  • トイレが3つ
  • シャワーも3つ
  • キッチンは小さめだがカワイイ
  • 大きな冷蔵庫

 

気になった点は

  • コンロが1つしかない
  • シャワーの温水は1日の限界がある
  • シャワーの水がシャワー室外に流れてくる

 

です。

部屋のグレードアップやチェックイン時間前のチェックインはご厚意でしてもらえたのです(感謝感謝)。

夏場のヴァルナのシーズン時などはぜった不可能だと思います。

 

 

ヴァルナの年越しイベントは音楽と花火です

 

 

ヴァルナのの年越しイベントは市裁判所前で行われました。

 

 

 

規模は中規模です。

だがそれがいい。

中規模だから遅れて行っても遠くでよく見えないということがなくおすすめです。

 

ステージが用意され開始は22時。

おそらくブルガリア人ン歌手によるライブ。

そして年越しカウントダウン後の花火。

その後はブルガリアの伝統の踊りのパフォーマンス。

 

紅白からのお寺の鐘からの琴の音にいたる日本のテレビみたいですね。

 

僕は翌朝初日の出を見たかったので、年越し5分前に行き、年明け15分後にはホステルに戻ってきました。

 

ホステルが近いのでブルガリアの伝統音楽を控えめに耳にしながら就寝しました。

僕はバルカンミュージック(ちょっとジプシーミュージックに似ている)が好きなのでほくほくです。

 

 

黒海沿岸の無料の温泉で初日の出と夕日と月と星を堪能できます

 

 

 

ヴァルナには天然温泉があります。

 

 

  • 無料
  • 24時間開放。
  • シャワー付き(でてくるお湯は温泉水)

 

さすがに人がいる湯舟を写真に撮るのはいけないと思ったので撮っていませんが、グーグルマップに誰かが投稿しているので見てください。

 

温泉の東に黒海があり日の出が見えます

なので僕は初日の出を温泉で見ることを計画して実行できました(この記事のトップ画像)。

 

黒海の反対側である西は小高い丘の公園なので日没は見ることができません。

しかし黒海や空は夕暮れに染まります。

夕暮れのあとは月が輝きます。

星も瞬きます。

そのすべてを堪能できるのが夕方のこの温泉です。

 

湯舟は1つ。

子ども用プールくらいの大きさ。

中は段差になっているので肩までつかることもお腹までつかることも調整できます。

お湯の温度はおそらく40度前後。

硫黄の臭いあり。

肩までつかっているとのぼせてきます。

黒海が目の前なので、のぼせて来たら黒海に寒中水泳できます(僕もしましたが、温泉でぽかぽかしていたせいかあまり寒くありませんでした。あとヴァルナの気候がフランスのニースに似て温暖なせいかもしれません)。

 

着替える場所は簡易な掘立小屋。

タオルや服を入れた袋をかけておくフックが準備されています

 

シャワーあり。

ただし温泉水が噴出されます。

小さな鏡がついているので、そこで髭を剃っている人も。

シャンプーとかは持参する必要があります。

 

混浴です。

入浴客は主に地元のおじいちゃんたち。

女性もいましたが少数でした。

30も半ば過ぎでで細身な自分なんかひよっこすぎます。

 

 

入り方

  • 水着着用は必須
  • 着替え後は日本と同じでシャワーで一度体を洗う(ブルガリアでも同じ習慣)
  • 湯船につかる(黒海で体を冷やしたあとはシャワーで一度海水を流しましょう)
  • シャワーを浴びて着替えて帰る

 

これだけです。

湯船で泳いでいるおじいちゃんも見かけました(笑)

 

いくつかのポイント

  • ホステルであらかじめ水着を着ていくと楽
  • 水分補給のための飲み物を持っていく
  • 念のために貴重品はもっていかない(僕は携帯以外の貴重品はぜんぶ宿のロッカーに置いていきました)
  • 着替えを入れるビニール袋は2枚あるとよい(普通の着替えをいれる・濡れた水着やタオルをいれる)
  • 靴は着替える場所の壁の上に置いておくと濡れない(もしくは靴を入れるビニール袋も用意)
  • 女子は体を覆えるような大き目なタオルがあると温泉からあがったあとの着替えが安心

 

夜もライトは着いていますが、かなり真っ暗でよくわからなくなります。

 

夕暮れに関しては温泉に入る前にここのにょきっと突き出している部分からの光景もかなりよかったです。

 

 

 

 

その他の年末年始のヴァルナの楽しみ方

 

ヴァルナ考古学博物館

 

 

現状では世界最古の黄金文化の発見されたヴァルナの発掘品を鑑賞できる考古学博物館。

とくに1階最後の部屋にある天使の像(?)が浮き上がった黄金の装飾品がよかったです。

館内撮影不可。

 

 

 

料金10レフ。

1月1日は閉まっていました。

 

生神女就寝大聖堂

 

 

個人的には外観も内観もヴァルナで1番印象的でした。

無料で入れます。

 

 

ローマの公衆浴場

 

 

古代ローマはヴァルナにも手を伸ばしていました。

ローマ時代の公衆浴場跡があります。

 

 

 

外からでもかなり観察できます。

 

ヴァルナビーチ

 

 

晴れていると見晴らしがよいです。

南の先端には灯台があり下まで行くことができます。

近くのプール手前には写真のように温泉水がでている給水所があります。

 

 

 

おまけ

 

ヴァルナ旧市街には小さいスーパーしかありません。

自炊するために大きなスーパーへ行きたい場合はLidlへ行きましょう。

 

 

 

ホステル近くの個人経営っぽいお店で見つけたこのおかしがおいしかったです。

 

 

 

合わせて読みたい:

【ブルガリア・ヴァルナからネセバルへのバス移動について】

 

 

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