【(初心者向け)簡単なフランス語文法入門・基本の『き』・89 (引用文の疑問文の倒置形・接続法)】

日本語をおさえてからフランス語を学べば理解度も増すはず。

今回は、主張引用文の疑問文の倒置形の主張する文の動詞は接続法という形に変わるというものです。

 

おさらい

 

 

前回の記事のおさらいとざっとすると、

 

引用文=引用する文+その表現方法の文

引用する文の種類は2つ。

 

  • 引用:だれそれがこんなこと言ってる。
  • 主張:~は~である。~は~する。

 

表現方法の文は例えば、

 

  • と言う
  • と考える
  • とみなす

etc

 

なので引用文はこの2つを合わせて、

 

  • 彼はご飯を食べる前に「いただきます」と言った。(普通の引用)
  • 彼は「日本人は礼儀正しい」と言った。(主張)

 

という感じになります。

そしてこの主張の引用文の表現方法(思う、の部分)が否定になったとき、フランス語では引用文の動詞の部分がそのままか接続法という形になります。

 

そのままになるときは引用文の否定に100パーセント自信があるときです。

接続法を使う時はその否定にちょっと自信がないときです。

 

 

接続法の作り方

 

nousとvousの接続法は半過去形と同じ、それ以外は現在形

 

語尾(1人称単数から3人称複数への順番で)を

-e

-es

-e

-ions

-iez

-ent

 

語幹(3人称複数形)につける

 

  • aimer – aiment – aim(e, es, e, ions, iez, ent)
  • agir – agissent- agiss(e, es, e, ions, iez, ent)
  • dire – disent – dis(e, es, e, ions, iez, ent)

 

です。

 

基本に忠実ながらの例外は、nousやvousだけ活用の形が他とは違う動詞です。

例えば、voir(vois, vois, voit, voyons, voyez, voient)。

こういう動詞は接続法もnousやvousのときは特別扱いです。

 

したがって、je, tu, il, ilsのときは接続法の原則ルール通り三人称複数のvoientのvoiを語幹とします。

 

しかしnous, vousのときはnousとvousの語幹(voy)を使います。

 

Je voie

Tu voies

Il voie

Nous voyions

Vous voyiez

Ils voient

 

 

特殊な語幹を持つものもあります。

習ってきた動詞の中では

 

  • savoir – sach
  • faire – fass
  • aller – aill (ただしnousとvousのときはall)
  • vouloir – veuill (ただしnousとvousのときはveuil)
  • valoir – vaill (ただしnousとvousのときはval)

 

 

そして不規則な活用する動詞avoirとêtre。

 

AVOIR

J’aie

Tu aies

Il ait

Nous ayons

Vous ayez

Ils aient

 

Être

Je sois

Tu sois

Il soit

Nous soyons

Vous soyez

Ils soient

 

  • Je ne trouve pas que Taro soit gentil.(太郎が優しいとは私は思わない)

 

 

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倒置疑問文も接続法になります

 

 

結論から書くと、主張する引用文が倒置の疑問文になるとき、倒置を使った疑問文は引用箇所の動詞が接続法になります。

ということは、倒置を使わない場合は接続法を使いません

 

  • Tu penses que c’est magnifique? (君はこれをすばらしいと思います?)

 

疑問文の作り方は大きく分けて2つありました。

 

普通の文の形を保ったもの。

 

Tu manges de la viande.(君は肉を食べる)

Tu manges de la viande?(君は肉を食べる?)

Est-ce que tu manges de la viande?(君は肉を食べる?)

Tu manges quoi?(君は何を食べる?)

Qu’est-ce que tu manges?(君は何を食べる?)

 

 

倒置(主語と動詞の位置が変わる)の形になるもの。

 

Tu manges de la viande?(君は肉を食べる?)

Manges-tu de la viande?(君は肉を食べる?)

Tu manges quoi?(君は何を食べる?)

Que manges-tu?(君は何を食べる?)

 

そしてこの倒置形の疑問文のとき、接続法を使わなければなりません。

 

  • Penses-tu que ça soit magnifique? (君はこれをすばらしいと思いませんか?)

 

 

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まとめ

 

主張の引用文の疑問形には接続法を使うタイプと使わないタイプで分かれる。

 

  • 使う:倒置疑問文
  • 使わない:倒置しない疑問文

 

問題

次の日本語をフランス語で考えてみましょう。

1:あなたはこれは高いと思いますか?(倒置疑問文を使わずに)

2:あなたはこれは高いと思いますか?(倒置疑問文で)

3:あなたはこれは高くないと思いますか?(倒置疑問文で)

4:あなたはこれは高いと思いませんか?(倒置疑問文で)

5:あなたはこれは高くないと思いませんか?(倒置疑問文で)

(ヒント:高い cher)                    

 

解答例

1:Vous pensez que ç’est cher?

2:Pensez-vous que ça soit cher?

3:Pensez-vous que ça ne soit pas cher?

4:Ne pensez-vous pas que ça soit cher?

5:Ne pensez-vous pas que ça ne soit pas cher?

 

いかがだったでしょうか。

今回で基本文法は終了です。

全部読んでいただければ、フランス語の骨格というか、人の言語表現の骨格を通じたフランス語の骨格が分かるのではないかと思います。

 

この骨格を元に、

 

  • 喜怒哀楽感情を伝えたり 
  • お願いや命令をしたり
  • もっと細かい時間の指定をしたり
  • 複数の文で論理をしたり

 

と色々なことができます。

それが今後書いていく記事になるかと思います。

よかったら読んでいただければ幸いです。

 

気持ちや人を動かすことや、複数の文で論理を作るとか、複雑な時間体系の情報などなどを付け加えていくのですが、