【(初心者向け)簡単なフランス語文法入門・基本の『き』・79 (その他の変化文)】

日本語をおさえてからフランス語を学べば理解度も増すはず。

今回は『AのものがBに変化する』というような文についての第2回、上がったり、増えたりについてです。

 

 

おさらい

 

 

前回の記事ではchangerやdevenirを使った変化文について書きました。

日本語の『成る』、『変わる』が、変化後の状態が明言されるかどうかのように、フランス語でもchangerとdevenirがありました。

大きな違いが『成る』とdevenirにありました。

『成る』には助詞の『に』が必要とされるのに対して、devenirには前置詞は要らないということでした。

devenirのその他の注意点としては、過去形ではêtre を取り(過去分詞はdevenu)、êtreと似て職業を言うときには冠詞が要らなかったり、形容詞を使う場合でも性や数の一致があるということでした。

また未来形ではdeviend+未来形の語尾となります。

 

  • Je deviendrai étudiant.(私は学生になる)
  • Elle deviendront heureuses.(彼女は幸せになるだろう)
  • Elles sont devenues heureuses.(彼女たちは幸せになるだろう)
  • Tokyo est devenu la capitale du Japon en 1868.(東京は1868年に日本の首都になった)

 

 

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1900円に上がったと1900円上がったの違いは?

 

 

最近の日本経済は上向きだそうで、失業率が下がったりしているそうです。

その反面、デフレ政策や増税によって物価が上がったりもしていて今日日本の友人から来たメッセージによると、映画一回の料金が1900円へ値上がりしたのだとか。

消費税があと2%上がって大台の10%になったあかつきには、大台映画鑑賞2000円になりそうで怖い話です。

映画へ行く回数が減りそうです。

ま、言うても、フランスでも一回の鑑賞料金は12ユーロくらいで1500円くらいするんですが、10回行ったら4000円の差がでると思うと躊躇しちゃいますね!

 

 

とこのように、値段が1500円から1900円に変わった、上がった、のような文の日本語があります。

 

  • 料金が1900円に上がった。
  • 消費税があと2%上がる。

 

1900円『に』上がった。

2%『』上がる。

 

細かいことなのですが、この助詞の有無の違いは何でしょうか?

これは日本語を学ぶ外国の人がよくよく間違えてしまうところです。

正解は、1900円『に』あがったの場合は1900円という『到達点』、2%あがったの場合は2%という『程度』。

言い換えると、

 

  • どこまであがったの?→1900円まで。
  • どのくらいあがるの?→2%。

 

ということになります。

 

 

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フランス語では?

 

 

まず動詞の紹介を。

 

  1. 上がる monter
  2. 下がる baisser
  3. 増える augmenter
  4. 減る diminuer

 

そして今回一緒に覚えたい名詞はこちら。

 

  1. 気温 la température
  2. 度 le degré
  3. 値段 le prix
  4. 失業 le chômage
  5. 数 le nombre
  6. 率 le taux
  7. % le pourcentage
  8. 到達点 まで jusqu’à
  9. (割合) de
  10. 速く rapidement
  11. 遅く lentement

 

  • La température montera lentement jusqu’à 20 degrés aujourd’hui.(本日の気温はゆっくりと20度まで上がります)
  • Le prix a baissé de 100 yens.(値段が100円下がった)
  • Le nombre de japonais en France a augmenté.(フランスにいる日本人の数が増えた)
  • Le taux de chômage a diminué de 3%.(失業率が3パーセント減った)

 

 

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まとめ

 

上がったり下がったり増えたり減ったりと変化する意識は日本語もフランス語も同じ。

しかし、どこまでそうなるのか、どのくらいそうなるのかでは、違いがある。

日本語もフランス語もどこまでそうなるのかを言いたいときは助詞や前置詞が必要。

日本語ではどのくらい(程度)を表すときは助詞は要らないが、フランス語では前置詞が必要。

 

問題

次の日本語をフランス語で考えてみましょう。

1:気温が急激にあがった。

2:気温が緩やかに下がるでしょう。

3:日本の失業率は1%増えた。

4:フランスの失業率は1%まで減った。

5:チョコレートの値段が上がった。

 

解答例

1:La température a rapidement monté.

2:La température baissera lantement.

3:Le taux de chômage au Japon a augmenté de 1 %.

4:Le taux de chômage en France a diminué jusqu’à 1%.

5:Le prix du chocolat a monté.

 

ちなみに本当のフランスの失業率は、現在8.8%です。