【フランスに留学する方法21:日本人が大学院の授業でチートする方法とは?】
学部生から大学院となって、勉強の難しさが一気に上がった。
フランス人学生も頭を抱えている。
どうしよう。
キーワード+PDFをつけて検索してみましょう
例えば理解できなかった理論があった場合、
- その理論の提案者の名前(アルファベットや日本語化されているならカタカナ)+pdf+α
で検索すると、色々わかることがあります。
αの部分は関連ありそうな日本語キーワードです。
例えば言語学科の僕なら、言語学、統語論、音韻額、プラグマティック…などです。
目次
翻訳本は皆無に近いけれど、論文の中で言及はされています
日本の学者たちが発表した論文の参考文献や論文内で、理論の提案者に言及していると検索に引っかかります。
そういう論文の中には、理論を紹介するために端的に説明している物があります。
そいういうのが授業の理解に訳に立つからおすすめです。
グーグルスカラーやグーグル自体で検索で検索してみましょう。
なんでそうなったの?
先日ツイッターを見ていたら、最新の海外の科学的書などが日本語であまり訳されていないというのが流れてきました。
僕の実感もそうです。
僕のクラスメイトのロシアや中国の学生は、授業で紹介された理論の原著のロシア語訳、中国語訳がすでに出版されていてそれでかなりのチートができていました。
僕も日本語で読んでみたいなと検索したのですが、まず翻訳本は出版されていませんでした。
例えあったとしても極めて少数で、オンライン化されていません。
なのでamazonで海外発送してもらっても、届くころには授業が終わっています。
意味がありません。
そこで考え付いたのが、紹介した発表された論文の一部を読むという方法でした。
この方法は、必然的にいくつかの論文に目を通すことになるので、多角的に1つの理論を観察することができるのもおすすめな点です。
せっかくフランス語で勉強しているのだから、フランス語で理解しないと意味なくない?
確かにそうです。
フランス語で授業を受けているのだから、フランス語の参考文献を探してそれを参考にするのは良いように思えます。
しかし目的は理論を理解することです。
フランス語で理論を理解することではありません。
特に最新の理論はフランス人の学者も英語で発表していることが多いです。
つまり英語で発表されたフランス人の学者の論文を、大学の先生がフランス語で解説しているというような状況なので、フランス人の学生も理解できていないことがあります。
(結局原著を英語で読める英語圏の学生が一番有利だったりします)。
というわけで、理論などを理解するのが目的の場合は、さくっとグーグルスカラーなどで検索して理解を深めて、授業の理解度もあげておきましょう。
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