【英語らしく話したい:英会話のプロソディ上達の目安は頭の中の声です】
英語のプロソディの練習をしてみたいけど、どのくらい練習すればいいのだろうかと考えていませんか?
頭の声です!
この記事を読むと、
- 英語のプロソディが身についたかどうかの目安が頭の中の発音モデルであること
- 発音モデルの具体例
がわかるようになります。
そもそもプロソディってなに?というかたは【カタコト英語を直したいならプロソディがとても重要です】をお読みください。
目次
ネイティブの声が頭で聞こえるようになり始めたらプロソディが身についてきている状態です
発音は調音とプロソディ。
両方大切ですが、重要度ではプロソディが上です。
調音方法を知っていて実践できても、プロソディが疎かだと実力より下に見られたり(調音とプロソディの違いがわからないというかたは、【英語の発音を上手にできる:『調音』と『プロソディ』を知って発音力アップを目指しましょう】をお読みください)。
というわけでプロソディの練習をしたほうがいいわけですが、どのくらい勉強すればいいかというと、
目安は頭の中のネイティブの声が頭の中で再生されるかどうか(調音は問わない)
のレベルになるくらいです。
頭の中でネイティブの声が聞こえるようになったほうが英語上達によい理由
英語を話す状況の前などにイティブの声を頭の中で反芻できるようになると、自分の話す英語のプロソディも英語のプロソディのようできるようになっているのに気が付くと思います。
歌詞は知らないのに歌える歌がありませんか?
歌詞はハミングとか適当な替え歌で歌えるけど、メロディやリズムやアクセントは口ずさめる。
僕たちにとっての英語のプロソディも同じです。
プロソディに注目しつつシャドーイングを含む英会話の練習をしていると、ある日突然、ネイティブの声が頭の中に再生できる日が来ます。
具体的な単語が入った文のときもあるし、すごく抽象化された調音のときもあるのですが、プロソディは英語のものです。
関西弁を真似るように英語を真似ましょう
関西弁を真似することはできるでしょうか?
似非関西弁と呼ばれてもいいのですが、普段の自分が話している言葉を関西弁っぽく話せと言われたら、比較的多数の人ができるのではないでしょうか?
関西人じゃなくても関西弁を真似られるのはテレビなどでよく耳にするからです。
それほど日本における関西弁の力は強いのですが、多くの日本人が関西弁を真似できるのは
- 関西弁をよく耳にしている
- 関西弁とともに面白い体験をしている
からです。
よく耳にするからインプット量が多く、同時にお笑いなどで『おもしろい』経験をしているから脳に定着しやすいのです(脳は退屈な記憶ほど忘れやすくできています)。
英語も同じです。
映画などでプロソディに注目しつつ楽しみながら沢山英語を聞いたり真似る(プロソディシャドーイング)
ことを集中的にしていると、だいたい3か月くらいでネイティブの声が頭の中で再生できるようになります(ちなみに僕の頭の中でよく再生される声は、英語とかよりも実際に話したネイティブのルームメイトのものが多いです)。
あとはその頭の中の英語の発音モデルのように、発音すればいいのです。
頭の中にネイティブの声が生まれたらもっと流暢に英語が話せるようになります
英語はコミュニケーションの道具なので、意味が通じればいいと言われることもあります。
もちろん英語をそんなに使う必要がなければそれでもいいと僕も思います。
しかし、英語を学んで英語を話せないと悩んでいる人たちの多くのゴールはそこではないのではないでしょうか。
もし可能ならもっと流暢に英語らしく話したいという気持ちは無いのでしょうか。
そのようなもっと流暢に英語らしく話せる助けになることが、英会話のプロソディを身につけることで可能になります。
もしあまりプロソディに注目しないで英語のリスニングやスピーキングの練習をしていた場合は、ぜひプロソディに注目した勉強に一度切り替えてみてください。
数か月後には頭にネイティブの声が生まれ、今後の英会話の上達を助けてくれるようになります。
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