【留学中の対人関係のトラブルは3パターンに分かれます】
留学して人間関係で問題が起きてしまった経験はありませんか?
この記事を読むと、
- 留学中に起こりやすい人間関係トラブルの種類
- トラブルが起こった場合の対処法
についてわかるようになります。
目次
留学中に起きる3つの人間関係のトラブルについて
人間関係のトラブルは日本でも起こります。
個人対個人の関係で起きるものです。
留学中はそこに加え、
- 外国語での意思不通が原因
- 人種(や国籍)差別的な理由
で人間関係の問題が起きることがあります。
個人対個人で起きる対人関係トラブル
留学に関係なく起きるトラブルです。
相手のことを傷つけるようなことを言ったり、飲んだ席で問題行動を起こしてしまったり、上司がクソで……というものです。
例えば僕はこんな経験をしました。
寮に住んでいたときに、友だちの日本人の女の子にストーカーまがいのことを繰り返していたフランス人がいました。
しかしある日、彼の矛先が新しく寮に入ってきた日本人の女の子に変わりました。
ストーカー被害に遭っていた女の子と相談して、こんなことがあったから気を付けたほうがいいよと新しく入ってきた女の子に伝えたところ、その女の子はおかんむり。
彼女はすでにその男性にお熱でした。
同じ日本人同士でも、他人の恋愛事情に口を挟むものではないなと思いました。
外国語での意思不通が原因で起きるトラブルについて
慣れない外国語で伝えようとした内容がきちんと伝わっておらず、相手が勘違いしたまま人間関係が疎遠に……というものです。
相手の反応から勘違いを推測でき、修復できればよいのですが、それも知ることができない場合はどうしようもありません。
そうなってしまう前に異変に気付き、説明することが必要です。
たとえば僕の場合は、
busy
の発音が相手にbitchyと聞こえていたということがありました。
そのため、毎日勉強で忙しそうにしているルームメイトに
Hey are you busy today too ? (今日も忙しい感じ?)
と挨拶したかっただけなのに、相手には
Hey, are you bitchy today too? (今日もビッチな感じ?)
と聞こえていたわけです(汗)
幸いにも別のルームメイトの指摘でそれが分かり、みんなの笑い話になりました(笑)
人種(や国籍)差別的な理由で起きる対人トラブルについて
いちばんやっかいな問題です。
解決が難しいです。
これには2つの側面があります。
- 被害者として
- 加害者として
です。
被害者として
たとえば僕個人としては『中国人!』と路上で呼ばれたりすることを経験したくらいですが、僕の友だちの中国人はアパートの上から靴を投げられるという被害を受けたことがあります。
加害者として
僕個人はあまりないと考えているのですが、例えば
「フランス人って○○なんだよね」
というステレオタイプを元にした発言は、友だち同士でも差別につながるものかもしれません。
また、これまでフランスに来て会った日本人の女の子の中には黒人には近づかないと公言している人がいました。
彼女がどんな経験を通じてそのような考えに達したかはわかりませんが、これは明らかに人種差別的な対人問題です。
留学中に対人問題を起こさないようにする対処方法
1番効果的なのは
- 知識武装
です。
自然体で自由に発言や行動していると、たいていの場合嫌われます。
ありのままの自分を受け止めてくれることを他人に臨むのは酷というものです。
そうではなくて、どういう場合にどれだけ自分をさらけだせるのかを知識と知っておく必要があります。
たとえば『人間関係をしなやかにする たったひとつのルール はじめての選択理論
知識武装したら、それをもとに自分の対人対応を修正していきます。
語学力が原因で起きる対人トラブルは、
自分の発言後の相手の反応をチェック
しましょう。
何かしらアレ?と思うサインがあります。
サインに気づいたら、追加の説明などを入れて相手の理解度を確かめましょう。
差別が原因で起きる対人問題に関しては、
個人と社会的な枠組みは違う
ということを肝に銘じましょう。
わたしは日本人ですが、『日本人』はわたしではありません。
という定義です。
日本人は確かに『わたし』を定義する要素の1つです。
しかし、「日本人って○○なんでしょ」という全日本人=○○というような『日本人』は『わたし』ではない、というものです。
日本人を黄色人種に変えたり、わたしを他の人の名前にしてみたりしてもよいかと思います。
ちなみにこれは差別的な対人問題で、自分が加害者にならないための対処法です。
自分が明確に被害者になったと感じた場合は、気にする必要はありません。
人間関係を終わらせることも視野に入れましょう。
他人の信条を変更することはできません。
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