【フランスで落とし物をしたけれど返ってきた話について】
○○を置き忘れた!
でも日本と違ってフランスだから返ってこないよね……?
とあきらめていませんか?
目次
フランスでも落し物は返ってくることがあります
僕は以前電子辞書をなくしたことがあります。
しかし3日後に返ってきました。
なくした場所は当時住んでいたパリの寮の共同スペース。
寮のインターネットが使える部屋がそこだけだったので、たくさんの人が来る場所でした。
寮内という閉ざされた空間であるのですが、不特定多数の人が行き来する空間。
電子辞書が返ってきた理由は、
- 周囲へのアピール
だと思います。
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落とし物をしたら周囲へのアピールが大切な理由は同情ネットワークをつくるため
もちろん外で落としたり、電車内に置き忘れたという場合はそれぞれ警察や駅の窓口に届け出ることが第一になります。
しかし寮内のようなある種かぎられたスペースの場合では、なくして困っているアピールをしておくとよいです。
物をなくして困っているアピールをしておくと、同情してくれた人つながりができます。
それが回りまわって情報の集積になります。
私が来たときにはもう無かったよ、その時間帯なら誰々がいたから聞いてみれば、とかです。
僕の場合はそれがうまく重なったのか、3日後に一階の大家さんのオフィスに呼ばれて電子辞書が届けられたことを伝えられました。
にべもなく言えば、電子辞書が消えた日から約3日間は誰かの手元にあったようなのですが、届けてくれたわけです。
もちろん忙しくて届ける暇がなかったという理由も考えられますが。
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なくして困ったアピールってみっともなくないですか?
確かになくしたのは自分の責任で、それで困ってると周囲に吹聴してまわるのは恥ずかしいかもしれません。
しかし実際に困っているのは本当のことですから、気にする必要はありません。
いつか他の人が同じように困っているときにも話を聞いてあげればよいのです。
Win-Winな関係です。
困ったときはお互い様。
寮のような閉ざされた空間のみで通用する方法ですが、ぜひ試してみてください。
ちなみに閉ざされた空間だけではなく、
- objet trouvé 町名
で検索するとかなりの数の落とし物が届けられていることが分かります。
僕が住んでいるニースでも毎年約1万3千個もの落とし物が市の落とし物センターに届けられているとのことです。
落とし物が返ってくるのは日本だけとあきらめずに、ぜひ1度は確認しに行ってみてください(^^)/
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