【小学生から英語を習わせても日本語は中途半端になりません】

小学校3年の我が子は今年から学校で英語を学ぶ……日本語が中途半端にならないだろうか……と心配していませんか?

 

心配ご無用。

 

この記事を読むと、

 

  • 小学校から英語を学んでも日本語力は落ちない理由
  • 心配されるべきはむしろ親のほう

 

についてわかるようになります。

 

 

小3から英語を習っても英語と日本語は混ざりません

 

小3で英会話を勉強し始めても問題はありません。

 

新型コロナの影響で遅れている学校もありますが、小学校3年生から英語の『聞く』、『話す』に重点をおいた授業が導入されます。

 

小学校3年生というと漢字は『安』や『歯』といったまだまだ日常に頻繁に使われるようなものを学ぶ学年です。

そのためそのような年齢の子どもに英語を習わせることによって日本語が疎かになってしまうことはないのかと危惧する声もあります。

 

しかし、

 

小3である8~9歳の子どもが英語を習っても、日本語が中途半端になることはありません

 

というのが脳科学的にもわかるので説明します。

 

 

小学校3年生から英会話を学び始めても日本語が中途半端にならない理由

 

たとえ8歳の子どもが英会話を習い始めても日本語と混ざらない理由は、

 

英語と日本語の音声を処理する脳の場所が違うようになる

 

からです。

 

俗にいう英語脳と日本語脳に関連することです。

もうすこし詳しく簡単に説明します。

 

 

英語脳と日本語脳の箇所が違うので2つの言語は混ざりません

 

言語は『聞く』ことから始まります。

赤ん坊は話したり、書いたり、読んだりする前に周りの会話を聞いています。

聞けるようになってようやく話し始めます。

 

そういった音声を処理するのが脳のウェルニッケ野という部分です。

 

ウェルニッケ野で人が話していることを処理して理解

 

しています。

場所的には耳の上少し後ろあたりです。

 

そして日本語を聞いて育った子どもはウェルニッケ野の一部分が日本語の音声を聞くたびに反応します。

 

しかし

 

日英のバイリンガルの脳を調べると、日本語と英語を聞いたときに反応が起きる場所が違う

 

という実験結果がでています。

この場所が俗に『英語脳』と呼ばれる箇所です。

 

そしてまた同じ実験で、

 

バイリンガルでない日本人に日本語と英語を聞かせても日本語に対して反応する箇所しか反応しない

 

という結果がでていることにも注目しなければなりません。

英会話ができるようになるには、この『英語脳』をウェルニッケ野に作る必要があります。

聞ける(音声情報を処理して理解する)ようにならないと、話すことができませんから。

 

つまり、

 

日本語と英語の音声を理解する場所は別々に脳にできるので、日本日本語ですでに会話できる年齢である小学校3年生が英会話を習って『話せるようになっても』問題ない

 

ということです(脳と英語学習についてもうすこし詳しく知りたいかたは【英語を話せるようになるには音声学習が必要です】をよかったら参考にしてくださいませ)。

 

ただ、小学校での英語教育には問題もあります。

それは、

 

親が英語を話せないと子どもが授業についていけなくなる可能性が大

 

ということです。

なぜなら、

 

小学校3・4年生での英語の『聞く』、『話す』の授業は年35単位=週約1回(小学5年生からは『読む』、『書く』に重点が置かれます)

 

という少ない時間しか授業がありません。

 

また、英語を『話す』という技能は『英語を話す』ことでしか身につきませんが、20人のクラスで1授業45分だとしても1人に付き最高で2分しか話す機会がないです。

もちろん実際にはもっと少なくなるかと思います。

しかし、

 

英会話の授業を週1で数分だけ受けて英会話ができるようになるのは到底むずかい

 

 

話です。

しかも、

 

親が英会話ができなければ子どもの復習や予習に付き合うこともできない

 

という状況が生まれてしまいます。

なんとか我が子に『英語を話す環境』を作ってあげたいところです。

 

そういうときにおすすめしたいのが、英会話のオンラインレッスン。

理由は、

 

  • 自宅でもできる
  • マンツーマンレッスンがある
  • きょうだいや親といっしょにできるコースがある
  • 英語学校などに比べると料金が安い

 

などです(子ども向けオンライン英会話については料金順・子ども英会話オンラインレッスン13社比較にまとめたのでよかったら参考にしてくださいませ)。

 

 

小学生から英会話を学んでも日本語は中途半端になりません

 

脳的にも日本語と英語の音声処理の箇所は違うので、小学校から英語を学んでも日本語がむちゃくちゃになることはありません。

 

むしろ7歳までの脳ならすべての音声を聞き分けられるともされているので、小3ではちょっと遅いぐらいかもです。

 

今後まずます英語を話せる人が社会に必要になってくることが予想されますので、早い内から家庭でも英語教育を始めておくのがよいのではないかと思います。