【(初心者向け)簡単なフランス語文法入門・基本の『き』・31 (存在する場所2・上下内外)】
全然ちがうように思えるフランス語と日本語。
実は似ているところがあったら学びやすいと思いませんか?
復習
前回の記事では場所の概念には2つあるということについて書きました。
存在の場所と行動の場所。
日本語では「に」と「で」で分かれています。
フランス語では存在のみ、行動のみ、存在と行動の混合の3つに分かれています。
それを踏まえたうえで、まずは身近な左右前後と挟まれた場所に関してのフランス語に関して書きました。
立体的な場所
立体駐車場や最近ではフランスでも人気のある日本の漫画『進撃の巨人』に出てくる立体起動装置(フランス語ではles équipements de manœuvres tridimensionnelles)。
上や下を表す言葉を覚えて表現の幅を広げましょう!
フランス語で場所を表す「上に」という言葉は、
- sur
- au-dessus de
「下に」を表す言葉は、
- sous
- au-dessous de
!?
どうして4つあるんですか?
これは、
- くっついている
- くっついていない
の違いです。
sur
sous
はくっついている上下。
au-dessus de
au-dessous de
はくっついていない上下。
- Il y a une babane sur la table. (テーブルの上にバナナが一本あります)
- Il y a couteau au-dessus de ton tête. (君の頭の上にナイフがある(ぶらさっがているイメージ))
中と外
「中に」は
dans
「外に」は
en dehors de
- Il y a une banana dans le frigo. (冷蔵庫の中にバナナが1本あります)
- Il y a un grand chien en dehors de votre maison. (お宅の外に大きな犬がいますよ)
まとめ
フランス語で上下の場所を表す時は、くっついて存在しているのかくっついていないのかが肝心です!
sur
sous
はくっついている上下。
au-dessus de
au-dessous de
はくっついていない上下。
「中に」は
dans
「外に」は
en dehors de
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