【英語初心者の英語の勉強が失敗する理由(初めにしないほうがいいこと)】
英語の勉強をしたいけど失敗したくない、と悩んでいませんか?
この記事を読むと、
- 英単語から勉強しないほうがよい理由
- 文法から勉強しないほうがよい理由
- 英語字幕で映画を見ないほうがよい理由
- プロソディから勉強した方がよい理由
がわかるようになります。
目次
英語の勉強を始めるさいにしないほうがよい3つのこと
英語学習初期にしないほうがいいことは、
- 単語から覚える
- 文法を勉強する
- 英語字幕で映画やドラマを見る
です。
この3つをしてしまうと、
- 英語がカタコトになる
- 英語を聞き取れない
- 英語を勉強するのをやめてしまう
という結果になりがちです。
理由を説明します。
単語から勉強しないほうがよい理由
単語から勉強しないほうがよい理由は、
- 単語単位で覚えようとしても記憶に残りにくい
- 英語の発音を身につけていないので、間違った発音で覚えてしまう
からです。
単語単独で勉強するような本の場合、まず記憶に残りません。
なぜならおもしろくないからです。
記憶に関することなので、すこし脳の話をします。
脳には短期記憶と長期記憶というものがあります。
今日のお昼に何を食べたのかなどは短期記憶で3,4日後には忘れていますが、自分の誕生日の日付は長期記憶でなかなか忘れません。
短期記憶から長期記憶に移行するには、何度もリピートすることも大切ですが、感情が伴っていること、ストーリー性があることがさらに大事だとされています。
単語帳はリピートにはいいのですが、感情やストーリー性がありません。
例文が載っていても、初心者には文法の弊害があって記憶に残りにくいです。
さらに、発音の問題もあります。
単語から勉強し始めるときに英語の発音が身についていないと、適当な発音と単語を結びつけてしまうという弊害があります。
最低でもネイティブの発音が入ったものがよいのですが、どうやって発音するのかという知識が先にないと苦戦を強いられることになります。
なぜなら、どうやって発音するのかわからなければ、似た音などの区別が不可能だからです。
文法からを勉強しないほうがよい理由
文法は単語力がないと勉強できません。
しかし上でも書いたとおり、初心者は記憶的な面や発音的な面から考えて、単語から勉強しないほうがよいです。
しかしやはり文法がわからないと文が作れない、と思って文法を勉強すると、
英語で文を作れるようになったけれど、話しても誰も理解してくれないし言ってることもわからない
という状態ができあがります。
なぜなら、
- 文法は単語の集まり
- 単語を読めないと文法の例文が読めない
- 単語を読むときにアルファベットを読んで勝手な発音で読んでしまっている
ことがあるからです。
そのため、勝手な発音(日本語を元にした)が理解できる日本人にはわかるけれど、他の国の人にはまったく通じない英語になります。
英語字幕で映画やドラマを見ないほうがよい理由
英語の字幕をつけて英語音声を聞きながらドラマや映画を見る勉強方法がありますが、英語初心者がするとほぼ挫折します。
なぜなら使われている単語も文法もキャパシティ越えしていて、10分見るだけでも嫌になります。
英語字幕を使って映画やドラマなどを見て勉強するなら、ある程度英発音も文法の知識も単語も知っている中上級になってからがおすすめです。
英語初心者がしたほうがよい勉強方法は?
英語初心者が単語や文法よりまず勉強したほうがよいのは、
英語のプロソディ
です。
プロソディは英語らしさを作り上げる英語特有のリズムやメロディなどのことです。
英語のプロソディが身についていないと、英単語を覚えても、英文を作ることができるようになっても話せばカタコト英語になります。
プロソディの勉強方法については【(重要)英会話初心者・英語初心者は何から勉強し始めればいいのか?→たった1つで英文法や英単語の知識も要りません】にまとめたのでよかったら参考にしてください。
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