【小学校から英語を学ぶのは『早すぎません』】
日本語の基礎もできてない小学生が英語を学ぶのは早過ぎると考えていませんか?
目次
小学校から英語を学ぶのは『早過ぎません』
令和二(2020)年から小学校3年生から英語の授業が導入されます。
つまり年齢的には8~9歳の子どもたちが英語を学ぶわけです。
そしてそれを『日本語も出来てないのに早過ぎる』と批判する人もいます。
しかし、
- 小学校からの英語の授業の導入は賛成だし、早すぎることはない
というのが僕の意見です。
その理由は以下の通りです。
日本語の基礎はすでにできているので小学3年生から英語を学んでも問題ありません
英語の授業を小学3年生から学んでも早すぎない理由は、
- 小学校3年生ではすでに日本語の会話ができている
からです。
実はこの、
- 『会話ができている』のいうのが日本語の基礎
を指します。
なぜまだ学ばなきゃいけない漢字もたくさんある小学生が
- 日本語の会話ができる
ということが基礎ができていることになるのでしょうか?
言語の基礎は会話から始まります
会話ができているのが日本語の基礎な理由は以下の通りです。
まず、人の言語の成長は、
- 聞ける話せる(必須)
- 読める書ける(オプション)
です。
つまり、
- 聞ける話せる(=会話できる)が言語の基礎
ということです。
なぜなら、
- 世の中には文字の存在しない言語がたくさんありますが、現地ではその言葉での会話は行われている
からです。
また、
- 『読み書き』から始める子どももいません。
親が言っていることを理解したり自分で何かを言えるようになってから『読み書き』を“教え始める”のではないでしょうか?
この“教え始める”というのも重要です。
僕たちは子どもに日本語の『聞く』、『話す』をきちんと教えることはないのに、子どもたちは自然と話すようになります(もちろん適度に話しかけることは必要ですが)。
しかし日本語の『読む』、『書き』に関しては違います。
絵本を買って読ませたり、ひらがなやカタカナの練習帳をさせたりと教えなければ子どもは読んだり書いたりすることはできません。
そういえば、以前関西国際空港に行ったときに遊具で遊ぶ小さい子がいたのですが、すでに大阪弁のイントネーションで達者に話しているのを見たことがあります。
大阪弁のイントネーションをきちっと教えてなくても、子どもは周りの言語環境からしぜんと身につけているということです。
つまり、
- 小学3年生の8歳や9歳はすでに日本語会話ができているので基礎はある
のです。
そのため、
- 小3で英会話の勉強を始めても早すぎない
むしろ若いほうが、
- 英語の聞く話すを習得するのが速い
です。
なぜなら、
- 7歳くらいまでなら人間の脳はどんな言語も聞き分けられる
と言語学の研究で分かってきているからです。
8歳は瀬戸際。
むしろ遅いくらい。
そう。
8歳からの英語教育はむしろ遅すぎです(笑)
せめてもう1年早めてもよかったと個人的には思います。
そして導入される英語教育に問題もあるのではないかと思います。
その理由は以下の通りです。
- 3、4年生で聞く話すを学ぶ
- しかし1年35単位のみなので週1程度
- しかも20人のクラスで一人一分英語を話させる練習をするだけでも授業時間の約半分を使ってしまう(1授業45分)
- つまり1年間で35分
- 2年間で70分
- 全く足りない
- 70分話す練習をしただけで日常会話はできない
からです。
さらに、
- 5,6年生は英語の読み書きに重点をおく
- つまり音声よりも文字の読み方に意識がいってしまい会話ができなくなる恐れが大きい(僕たちが中高と英語を習って話せないように)
というのもあります。
そのため3,4年次は家で英会話の復習をさせたいところです。
しかしここにも問題があります。
それは、
- 親が英語を話せなければ復習に付き合うことはできない
- むしろ発音が片言になってしまう恐れがある
ということです。
そこでおすすめはオンライン英会話レッスンです。
なぜなら
- 自宅でできる
- マンツーマンでできる
- 親や兄弟と一緒に学べるコースもある
- 英語学校などに比べて値段が安い
からです。
参考:
小3から英語を学ぶのは早すぎません
脳が柔らかいうちに色々経験学ばせるのが一番。
すべての外国語を聞き分けられる7歳までの脳のタイムリミットを越えてしまうので、むしろ遅すぎるくらいです。
さらに5年生から中高と英語の読み書きに忙殺されてしまう前に英会話をできるようにしておいたほうがよいのではないのでしょうか。
合わせて読みたい:
ネイティブ講師とフランス語会話を練習するなら>> ベルリッツ・フランス語(現在無料体験実地中なのでお急ぎで(通常料金19800円から))