【単語だけをつなげるだけでも英会話はできます。が……】
文法を覚えるのは難しそうだから、単語だけ覚えておけばなんとかなるんでしょ?
この記事を読むと、
- 英単語だけでも会話はできるけどターザン口調になる理由
- 文法ができれば話し相手のストレスが減る理由
についてわかるようになります。
目次
単語をつなげるだけでも英会話は成り立ちます。が……
巷で言われているとおり、たしかに英単語を並べるだけでも英会話は成り立ちます。
実際に僕も英語の発音がまったく駄目なときに、単語だけで話したら通じるという経験をしたことがあります。
しかし、単語を並べただけの言葉は『ターザンのような話し方(例:「俺ターザン。お前ジェーン」)』なので、
英語を話しているときの理想像がターザン口調と違うのなら文法を覚えた方がよい
です。
しかし文法を覚えると、どうしてターザン口調から脱出できるのでしょうか?
文法を覚えると口調が変わる理由
英単語だけで話すのと文法を交えて話すのとでは、意味の隔たりがでてきます。
なぜなら、
英単語だけで話す=時間や丁寧さ、確実性という情報が抜ける
からです。
そうすると当然ながら
話し相手が理解する時のストレスが増える
ことになります。
一瞬の会話ならいざ知らす、長く続けようとするならどんどんと相手にストレスが溜まっていきます。
文法を知らなければ話し相手の英文の本意を理解することができない
ので英会話で深いコミュニケーションを取ることは不可能です。
でもそんなこと言っても英文法って難しいじゃないですか!と思うかもしれません。
しかし実際はすごく単純だったりします。
英文法は実は3つのルールしかありません
英文法を複雑だと思い忌避する人も多いのですが、実はすごくシンプルです。
なぜなら日本人にとって英文法は以下の3つのルールしかないからです。
その3つは以下の通りです。
- 単語の順序の変化(例:You can…がCan you…など)
- 単語の形の変化(例:walkがwalked、makeがmade、do notがdon’tなど)
- 省略非省略(例:the, a, anなど日本語でわざわざ言わないものを単語にする、逆に『行ったんです』の『ん』のように省略するもの)
そして
- 何を言うときにどのルールを使うのか
- いくつルールを使うのか
を覚えればいいだけです。
ではなぜ英文法が難しく思えていたかというと、
人の言いたいことが沢山あるから
です。
- 時間の情報
- 欲求の情報
- お願いの情報
- 確実性の度合いの情報
- 丁寧さの度合いの情報
などなどと相手に言いたいことがたくさんあり、情報ごとにどのルールを適応するのかが変わってくるので、難しく思えてしまうのです。
しかし日常英会話だけなら中学文法という狭い範囲だけで成り立たせることができます(中学英文法の勉強方法は【英会話は中学英語の文法で十分な理由・おすすめの参考書】にまとめたたのでよかったら参考にしてくださいませ)。
理想の自分像で単語だけで話すか英文法を交えて話すのか決めましょう
もし英語は旅行のときの店先やホテルでちょっと使うだけで十分というのなら、英単語を並べるだけで英会話をする方法で問題ありません。
しかしそれ以上を望むのなら、英文法も勉強しましょう。
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