【土曜日に1日でミュンヘンからノイシュバンシュタイン城→シュタルンベルグ湖→聖ミヒャエル教会をめぐる方法】
ドイツ南部・バイエルン地方にあるノイシュバンシュタイン城。
南部ドイツへ行く人は1度は行っておきたい場所です。
築城を命じたバイエルン王の『狂王』・ルートヴィヒ2世。
そんな王は1886年6月12日に逮捕・廃位され、翌日13日にシュタルンベルグ湖で謎の死を迎え、ミュンヘンの聖ミヒャエル教会に眠っています。
この
- ノイシュバンシュタイン城(王の住む場所)
- シュタルンベルグ湖(王の亡くなった場所)
- 聖ミヒャエル教会(王の祀られる場所)
は1日で周れます。
しかも後で紹介する1日乗り放題チケットバイエルンチケットでお得に周れます。
目次
この方法が土曜日限定な理由
バイエルンチケットは曜日によって使える時間が違います。
- 平日:朝9時から翌日深夜3時まで
- 土日祝日:0時から翌日深夜3時まで
です。
そして、
ミュンヘンからノイシュバンシュタイン城のあるホーエンシュバンガウまでかかる時間:約2時間20分
ホーエンシュバンガウからシュタルンベルグ湖までかかる時間:約2時間半
聖ミヒャエル教会:日・祝日は休み
つまり、土曜日なら
- 午前中からノイシュバンシュタイン城へ行ける
- 午後からシュタルンベルグ湖へ行ける
- 夕方に聖ミヒャエル教会でルートヴィヒ2世の棺を見学できる
という1日でルートヴィヒ2世を偲ぶことができます。
【必須】バイエルンチケットを購入しましょう
ミュンヘンからノイシュバンシュタイン城へのバスが出ているフユッセン駅まで片道29.4ユーロ。
フユッセン駅からノイシュバンシュタイン城の麓のホーエンシュヴァンガウの村までのバス代が片道2.6ユーロ。
往復すると64ユーロかかります。
しかし1日乗り放題券である、バイエルンチケットは25ユーロ・23ユーロ(ナイトチケット)です。
人数が増えた場合は、そこに7ユーロ追加されるだけというお得さ!
なので、フユッセンやホーエンシュバンガウに宿泊するとかでないかぎりは、バイエルンチケットを購入することをおすすめします。
チケット購入方法は3つあります。
- 駅の自動販売機
- ネット
- アプリ
事前に買っておくのがよいので、個人的にはネットで購入かアプリで購入をおススメします。
僕はネット購入でした(英語)
(公式ホームページ)
- Select now
- Bayern-Ticketにチェック
- 出発日付選択
- 乗車人数と電車のクラスを選択
- 個人情報と支払い情報を記入
- メールがPDF添付で届く
- PDFを電車の添乗員さんに見せる
という手順です。
どうしても日本語で!
という方は、ミュンヘン駅構内の自動販売機が日本語に対応しているので、そちらから購入しましょう(少しだけ値段が高くなります)。
具体的に行く方法
ノイシュバンシュタイン城入城チケットについて
ガイド付きツアーが必須
になっています。
チケットの引き取りは
ホーエンシュバンガウのチケット引き取り場
で行います。
チケットの購入方法は2種類あります。
- 事前予約(公式ホームページ)
- 現地で購入
です。
予約は2日前までにしかできない
ので、予約する場合は余裕をもってしておきましょう。
僕はそれを知らず前日に予約しようとして不可能で、当日賭けでした。
しかし朝1で行ったおかげか、結構楽勝に購入できました。
僕はノイシュバンシュタイン城に特に興味があったので、ソロチケットを購入しました。
予約をする場合は、電車の時間を要チェックです。・
Munchen(ミュンヘン)
Fussen(フュッセン)
で検索します。
僕は土曜日始発の5:22のに乗りました。
電車の中でバイエルンチケットの確認がされました。
Fussenへ着いたら
駅前にあるバス停からHohenschwangau(ホーエンシュバンガウ)へ向かいます。
バイエルンチケットが使えるそうです。
僕は忘れていて支払ってしまいました(苦笑)
ホーエンシュバンガウに着いたら
バス停にあるフュッセン行きのバスの時刻表を写メっておきましょう。
チケット引き取り場へ向かいます。
バスが着いた進行方向右をまっすぐ行くとあります。
予約した人と直接購入で列が分かれているので気をつけましょう。
チケットを手に入れたら
時間指定までに城門内に入る必要があります。
遅れたら入城不可能です。
なので、手に入れたチケットによってお城へ行く方法は変わります。
- 時間に余裕がある場合:徒歩で(約45分ほど)
- 時間に余裕がない場合:バスや馬車で(15分ほど。ただし、降車場所から15分ほど歩く必要があるので合計30分ほど)
僕は徒歩で行きましたが、森林浴たっぷりな感じでよかったです。
お城に着いたら
お城(城門内)に着いたら電光掲示板にチケットに指定された時間が表示されるのを待ちましょう。
遅刻すると入れなくなるので気をつけましょう。
内部は写真禁止です。
しっかりと心に刻み付けましょう。
ちなみにガイドツアーではあるのですが、基本はオーディオガイドです。
日本語もあります。
ガイドさんの言葉の選択がチケット購入時できるのですが、要はガイドさんによる指示やガイドさんに質問するときの言語の指定になります。
個人的には日本語のオーディオガイド(場内の受付で受け取れます:チケット料金に含まれています)で十分なので、わざわざ日本語のガイドさんの時間を待つ必要はないかと思います。
お城の見学が終わったら
電車の時刻表検索ページから、
発Fussen
着Starnberg(シュタルンベルグ)
で検索しましょう。
ホーエンシュバンガウへ着いたときに写メっておいたFussen行きのバスの時刻と照らし合わせます。
時間があるようなら、お城の近くの吊り橋へ行って遠くからお城を眺めてみたり、麓の湖を見てみるのもよいです。
ちなみに下山時に獣道を選択した僕は、とちゅうで滑って手を汚しました。
シュタルンベルグ湖へ着いたら
Fussenからシュタルンベルグ駅まで約2時間半ほどかかります。
シュタルンベルグ駅から王の遺体が発見された場所までの行き方は主に3つあります。
- 徒歩
- バス
- フェリー
です。
個人的に行きの途中までは湖沿いを歩くのがよいかと思います。
なぜならシュタルンベルグ湖がめちゃくちゃ綺麗だからです!
ひとまず歩いて疲れたらバスに乗るのがよいかもしれません。
僕は徒歩で最後まで行きましたが、帰りはバスを使いました。
バスで行く場合は、Berg, Grafstraßeというバス停で降りましょう(バイエルンチケットが使えます)。
そこからルートヴィヒ2世の発見場所と鎮魂の教会までは徒歩です。
あんなメルヘンなお城を建てて生活していた王様がここで亡くなりたゆたっていたのかと思いを馳せます。
インスタ好きそうな若者がヨットに乗ってやってきたりしますが、同じく見学に来ていたおばさんが叱っていました。
帰りにバスを使う場合はStarnberg Nord駅まで行きます(バイエルンチケットを使えます)。
そこからミュンヘン中央駅まで向かいます(バイエルンチケットで)。
ミュンヘン中央駅から聖ミヒャエル教会へ行きます
中央駅からは徒歩11分ほどです。
王様は地下に眠っています。
花の飾られる棺を見て何を思うかはあなた次第です。
僕はもともとお城にしか興味がなかったのですが、お城で王様の話が説明され、全予定を変更して湖へ向かいました。
あまりその日のうちにお城から王様終焉の地に向かう人はいないようで、ホーエンシュバンガウの案内所の人もすこし困っていました(笑)
ちなみに平日でも、
- 事前になるはやのお城入城チケットが購入されている
- シュタルンベルグ湖はフェリーかバス移動
をすれば、なんとか夜までに聖ミヒャエル教会までたどり着けるかと思います。
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