【フランスでルームシェア生活メリットデメリット・赤裸々公開17(洗わないフランス人ルームメイト)】

自発的に食器を片付けたり共同スペースを掃除するというドイツ人とチェコ人のルームメイトの後に入ってきたフランス人の女の子はトイレのあとに手を洗わなかったが、それ以外のところも洗っていなかった……?

 

 

週一のシャワー?

 

朝トイレに入って手を洗わず食器にさわるJさんに注意したわけですが、僕やドイツ人のLさんやチェコ人のDさんには他にもJさんに対する疑惑がありました。

それは、

 

体洗ってなくね?

 

というものでした。

Jさんは授業の関係で朝が早いのですが、帰りは僕より遅いです。

なので、順番的には僕、Jさん、そして同じ授業をとっているLさんDさんとなります。

どの部屋にいても、共同スペースにあるシャワーを誰かが浴びているときは音でわかるのですが、朝や夕方以降Jさんがシャワーを浴びている音がいっさいしたことがありませんでした

 

そしてJさんは、閉所恐怖症がちでいつも自分の部屋のドアを全開にしている(その割には窓は絶対開けない)のですが、週半ばくらいからJさんの部屋から異臭がしてくるのです。

ちなみにJさんの部屋の構造が鍵状になっているおかげで、ドア全開でもJさんが見えることはありません。

 

Jさんは毎週金曜夕方へ実家へ戻ります。

一週間分の洗濯物をお母さんに洗ってもらい、一週間分の夜ご飯をタッパーに詰めてもらい、日曜の夜にアパートに戻ってきていました。

 

なので、その日や翌日までは大丈夫なのですが、火曜日の夕方辺りからは異臭がしてくるのです。

Jさんはふくよかな人なので、汗もよくかいていまいた。

 

初めは、下水に問題があるのかな等と考えていたのですが、全然治まることがありません。

そんなことはJさんが来る前にはなく、かつJさんが実家に帰り部屋がしまっているときも臭いはしないので、明らかに原因はJさんでした。

 

 

窓を全開に

 

かといってすでに、

 

トイレに入った後は手を洗いましょう

 

という小学生に伝えるような内容の注意をしてしまっている手前、

 

シャワーを浴びて体を清潔にしましょう

 

などと再度小学生に向けてするようなのをするのには気が引けるという話になり、僕たちは共有スペースの窓を全開にするということで手を打ちました。

 

幸いなことに、共有スペース兼キッチンのこちら側に僕やLさんやDさんの部屋、向こう側にJさんの部屋がありました。

そのため、キッチンの窓を開けておけばJさんの部屋から流入してくる異臭は外へ逃げて行ってくれます。

それに、料理してるから、掃除したばかりだから、食器の感想のため、という理由もたちます。

 

 

異臭をめぐる攻防戦

 

時はすでに晩秋10月末。

さすがのニースでも冷えてきます。

しかし異臭には勝てません。

 

朝窓を開けます。

夕方帰宅したJさんが閉めます。

料理のついでに窓を開けます。

シャワーを浴びるついでに窓を開けます。

夜、トイレに行くついでに窓を開けます。

 

ドア全開で風が入ってきて寒いのか、Jさんが閉めてしまうので、僕やLさんやDさんが機会を見ては開けに行きます。

こうやって書いているとちょっとJさんがかわいそうかな。

いじめっぽいな、と思うかもしれませんが、それほどまでに異臭がひどかったのです。

あえて例えれば、早朝のごみの散らかった歓楽街の豚骨ラーメン屋の近くの臭いです。

 

そんなんがバリアフリーでもあるドアの隙間から僕やLさんやDさんの部屋に侵入してくるのです。

かなりの死活問題です。

 

鼻の息を止めても、においというのは粒子が鼻の内側へくっついた結果で起こるので、息を緩めた瞬間に鼻孔でただようのです。

 

以上、共同生活するなら身体は清潔に保とう編でした。

 

 

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