【英語初心者が速聴で英語を聞いてもリスニング力は上がらないのでおすすめしません】

リスニング力をあげるのに速聴がいいって聞いて映画やラジオなどを1・5倍速で聞いているけど、あまりリスニング力がついている実感がないように思っていませんか?

 

 

初心者の英語のリスニング力は速聴で上がりません

 

 

英語を1.5倍速などにして聞いていても、リスニング力は上がりません。

 

実際にやってみるとわかるのですが、確かに速度を元に戻すと一時的に英語がゆっくりになって聞こえるように思えます。

 

しかしゆっくりに聞こえるだけで、英語の聞き取り能力のレベルが上がっているわけではありません

 

 

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速聴で英語のリスニング力が上がらない理由

 

 

英語の初心者が英語の速聴をしてもリスニング能力が上がらない理由は、

 

  • 英文の意味が理解ができていないことが多い
  • 正しい発音もプロソディも身につかない
  • 速聴の効果はドーピングのようなものである

 

からです。

 

言うまでもないのですが、速聴により一時的に英語自体がゆっくり聞こえても『意味が理解できていない』と意味がありません。

 

なぜなら

 

  • リスニング力とは音声情報を通じて意味を理解すること

 

だからです。

 

また、速聴は機械的に早口にしているだけですので、発音(調音・プロソディ)の理解の助けにもなりません。

 

参考:

【英語やフランス語…etc、外国語を勉強する前に知っておきたい発音の『調音』と『プロソディ』の違いの重要性】

 

なぜなら、

 

  • 実際に早口の英語はスピードだけでなく、音の短縮もされている(=発音していない音・変化している音がある)

 

からです。

自然な早口は、同じ英文を言っていても音自体が少なくなっています。

しかし機械的な早口はではそういうことは起きません。

すべての音を含んだうえで速度が上がっています。

つまり、不自然なのです。

不自然なため、速聴に慣れてしまうと実際に早口な英語を話す人に会うと詰みます。

 

そして速聴はドーピングのようなものです。

なぜなら速聴をした直後は通常の速度の英語がゆっくりに聞こえるのですが、あくまで一時的です。

数分もしないうちには通常速度のゆっくりさは消えます。

 

そうしてまた速聴を試すと英語が一時的にゆっくり聞こえる現象が起きるのですが、一時的にゆっくり聞こえる時間が伸びるわけではありません。

 

では速聴にはまったく意味がないのでしょうか?

いいえ、あります。

 

 

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速聴が有用なのは英語中級以上の人です

 

 

英語の発音(調音とプロソディ)をすでに身につけている中級レベル以上の人が速聴するには意味があります。

 

その場合は、通常速度がゆっくりに聞こえるという効果ではなく、

 

  • 倍速でたくさんの英単語や英文にふれられる

 

というものです。

 

なぜなら発音を身につけていることを前提にすれば、ある程度の単語力や文法力があるなら速聴の英語でも意味の理解が間に合うからです。

 

 

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英語の初心者なら通常速度で英語の音を理解するようにしましょう

 

 

英語の初心者であり、リスニング力をつけたいと思うのなら速聴はおすすめしません。

 

しかし通常速度の英語の発音(調音・プロソディ)や英単語力・文法力をつけてから速聴を利用すれば効果的になります。

 

そのため初めの内は通常速度で勉強するようにしましょう。

それでもどしても英語が速くて聞き取れないという人は、

 

  • 英語の音に文字を当てはめようとしない
  • 音をありのまま聞くようにする

 

を念頭に日本語訳がある教材を使って勉強してみるのがよいかと思います。

 

参考:

【英会話:リーディングを無視したほうが英語を聞き取れます】