【フランスに留学する方法18:学部生から大学院生になる前にしなければならないこと】

学部生3年生の授業の内容はそこまで難しくなかった。

9月からはいよいよ修士コース。

大学登録も済ませたし、オリエンテーションにも出た。

あとは授業が始まるまでまったり過ごしていればいいの?

 

※僕の通ったニース大学文学部言語学科の場合です。

 

 

学士時代の授業の総復習をしておきましょう

 

 

大学院の授業が始まるまでに、学士時代に習ったことをもれなく復習しておきましょう。

わからないところは友人に聞いたり、図書館で調べたり、ネットで調べたりしておきましょう。

そして重要語をピックアップして解説とともに一覧を作って用意しておきましょう。

 

 

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学士の授業の内容が分からないと修士の授業はわからない

 

学士までの授業は概要的な内容です。

広く浅く。

もちろん専門用語を覚えなければいけなかったりするのですが、それほど深くまでは学びません。

しかしそういった専門用語やその意味、そして学んだ理論が修士では当たり前に使われるようになります。

極端な例として、

 

  • 1+1=2を「1足す1は2」と読む。
  • 1という数に別の1を増やすと2という数になるという考え方。

 

という流れは学士時代に学びます。

修士ではそういうことはありません。

1+1=2は読み方も考え方も知識として前提にして授業が進んで新しいことを学んでいきます。

なので、学士時代に学んだことがしっかり身に入っていないとついていけなくなります

というわけで、修士の授業が始まる前に学士の授業の内容を復習しておきましょう。

その復習が予習になります。

 

 

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学士と修士のレベルの違いをしって対処しましょう

 

フランスの大学の学士は3年制。

しかし3年目、特に卒論を書く必要はありません。

試験や課題をこなし、成績が達していれば合格です。

ちなみに卒業式などはありません。

 

修士は2年制。

2年目に修士論文が待っています。

論文の提出発表が成績に直結。

 

授業自体は2年目の前期まであります。

後期は論文とゼミの参加です。

ということは、1年目の前後期、そして2年目の前期の合計3期で修士論文を書くための専門知識を身に付けなければなりません。

 

3期といっても1年半という意味ではありません

フランスの大学の授業は、

 

  • 前期:9月半ば~12月前半
  • 後期:1月半ば~4月半ば

 

です。

つまり前後期合わせても約6か月

3期で9ヵ月です。

この9ヵ月で修士論文を書くための専門知識を身に着けなければなりません。

 

その9ヵ月の間に学士で学んだことを再復習しているような時間は、正直あまりありません。

日々授業は進んでいくし、専門性が深まっていくからです。

1が分からないまま5、9のことは理解できません。

学位時代の知識なしに理解は不可能です。

 

もちろん中にはまったく新しい内容について話しているかのような授業もあります。

僕の場合はベイス定理についてでした。

統計学なんて学んだことないんやけど、と思いつつも学んでいくんですが、課題としてだされたものは言語学の論文で使われている統計学について書くというものでした。

つまり、ベイス定理はおいておいても、その論文の中で使われている言語学の理論や専門用語がわからないと、論文の内容がまるっとわからないわけです。

しかも用語はフランス語。

 

 

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じゃあ具体的にどうすれば……

 

実際僕は、あまり復習をしていませんでした。

ちらちらっと復習していましたが、じっくりとはしなかった。

なのでかなり苦戦しました。

そして10月の土日を潰してやったのが、学士時代の授業の整理です。

やり方は単純です。

 

  • 学士時代のノートを確認
  • 読んでも意味や理論が分からない用語(フランス語)をパソコンのワードソフトなりにピックアップ
  • もし日本語訳があるならそれも書いておく
  • その横に理論や説明を簡潔に書く(簡単な例もあるとベター)
  • アルファベット順に並べる
  • プリントアウトして勉強机の前に貼っておいたり、授業中に使うノートに挟んでおく

 

です。

例えば僕の場合、

 

  • Diglossies(ダイグロシア):1つの社会で2つの違った言語が状況によって使い分けられていること(パラグアイのスペイン語と現地語など)

 

というようなのをつらつらと書いて印刷して授業中わからない単語がでてきたら確認したりしていました。

 

 

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学士を合格できた時点で頭にはいっていないのはおかしい

 

 

確かにそうです。

学士を合格しているということは、学士で学んだことを理解して運用できるレベルにあるということを意味しているのだと思います。

しかし人は忘れる生き物。

特に外国語を学んでいると、日本語では覚えていられることが覚えていられなかったり、中途半端に覚えてしまっていたりします(特に日本語的略語で)。

なのでこういう自分のための学習語録があると便利です。

 

 

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修士の授業が始まる前に学士の内容を復習しておきましょう

 

というわけで、僕の失敗を参考にして修士の授業が始まる前にはぜひ学士の授業の復習をすることをおすすめします。

 

特におすすめの方法は自分なりの用語語録を作ることです。

 

と、今こうやって書いていて思ったのは、学士時代にこつこつと語録を作っておけば、あとあと復習するのがかなり簡単になるかもしれないということです。