【フランスに留学する方法03:長期留学でフランスについたらしなければならない3つの義務】

長期学生ビザを取得していよいよフランスに着いた。

もうひと安心でしょ?

 

 

3つの義務

 

長期留学でフランスへ着いてからしなければならない最重要なことが3つあります(住居が決まって、学校からの本入学許可をもっていることを前提としています)。

 

  1. Ofiiで長期学生ビザを有効化と滞在許可証の取得
  2. 銀行口座を開く
  3. セキュリテ・ソシアル(公的健康保険)への加入

 

 

をしておかないと問題が起きます

 

  • 長期学生ビザを有効化しない→滞在許可証が受け取れません。
  • 滞在許可証がない→いずれ違法滞在扱いになります。
  • 滞在許可証がない→諸々の重要な手続きが不可能になります。
  • 銀行の手続きが済んでいない→セキュリテ・ソシアルへの加入もできません。
  • セキュリテ・ソシアルへ加入が済んでいない→2年目の滞在許可証の更新ができません。

 

ですからこの3つはマストな義務です。

※ちなみに語学学校ではなく、大学へ進学した場合は2018年度からCVECという学生共済への支払いが無いと大学の入学許可書を受け取ることができなくなりました(詳しくはこちら)。

 

 

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もっと具体的に

 

まず順番ですが、

 

セキュリテ・ソシアルは学生ビザを有効化していないと加入できません。

そして必要書類にフランスのRIBというフランスなりヨーロッパの銀行の銀行口座の番号が必要となります。

 

なので、Ofii→銀行→セキュリテ・ソシアルへの申請の順番になります

 

僕のときは銀行口座開設の申請のときに滞在許可証を求められたので、いずれにせよ着いたら即Ofiiへ申請しましょう。

 

Ofiiの申請は

 

Ofii手続きに関してはキャンパスフランスのこのページの下の方と、フランス大使館の方のほうのこちらに説明や現時点での必要書類がありますが、数か月の勢いで変更されるのがフランス。

いつも最新情報をチェックしておきましょう。

僕は申請時と受け取り時で受け取り時に必要な印紙の値段が変わっていて別日に再訪するはめになりました。

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追記:(2019年から2月からこちらのサイト

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https://administration-etrangers-en-france.interieur.gouv.fr/particuliers/

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からの登録でよくなりました!)

 

 

滞在許可証を手に入れたら銀行へ

 

銀行の手続きは時間がかかります。

キャンパスフランスのこちらのページによると滞在許可証がなくても口座開設が可能な銀行もあるようです。

学校の本入学許可証だけで開けたら時間が節約できるので、各銀行で問い合わせてみましょう。

 

僕の場合(2016年時・ニース・LCL)ですと、直接行っても即日口座開設の受付はしてくれないので、

 

  1. 電話やネット、もしくは店舗で口座開設のための面談の予約
  2. 必要書類(滞在許可証、学生証、本入学許可証、住居証明書、パスポート※コピーしておくとよいです)を持って面談
  3. 一週間後くらいに口座開設のおしらせ
  4. その更に一週間後くらいにカード到着
  5. オンライン口座で大家さんに送金などしようとしたら、大家さんの口座情報登録完了までさらに1週間

 

という流れでした。

時間がかかります。

ちなみに口座維持費というのも毎月引かれます。

 

 

口座開設してRIB(口座情報)を得たらセキュリテ・ソシアルへ

 

セキュリテ・ソシアルに関しては、キャンパスフランスのこちらのページに詳しい説明があります。

セキュリテ・ソシアルの登録ページへのリンクもあります(英語のページも準備されています)。

 

必要書類は、

 

  1. 教育機関の受け入れ証明書(本登録書)
  2. パスポート
  3. 学生ビザ
  4. 滞在許可証
  5. 銀行のRIB
  6. 戸籍謄本

 

この中で一番問題になるのが戸籍謄本です。

僕の場合(ニース)ですと、アポスティーユがついていて、ニースが委託している法廷翻訳家によるフランス語訳のされた戸籍謄本が必要とされました(2016年時)。

 

アポスティーユというのは、日本の役所で発行した公的証明書が本物だよと保証する日本の外務省の証明印です。

現在のところ、このアポスティーユは在仏日本大使館では発行できません在仏日本大使館より(一番下に記述があります)。

 

なので日本にいる間に

 

  • 戸籍謄本取得
  • アポスティーユ取得

 

フランスへ着いた

 

  • 住んでいる都市の法定日仏翻訳家によって翻訳

 

というのが一番よいかと思います。

 

法定日仏翻訳家への連絡方法は、僕の場合(ニース)は裁判所へ行って受付で教えてもらいました(リストの用紙をもらえました)。

裁判所へ行った理由は、僕はアポスティーユが必要と知らず、日本のフランス大使館が委託している日本にある日仏翻訳業者に翻訳してもらった戸籍謄本を持っていたのですが、セキュリテ・ソシアル申請時にそれを提出したら却下されたからです。

理由を直接聞きにセキュリテ・ソシアルの事務所へ行ったら、日本人はアポスティーユが必要と発覚、さらに法廷翻訳家による翻訳も必要と発覚、法定日仏翻訳家とコンタクトするための情報を得るためには裁判所へ行って聞かなければいけないと発覚、とセキュリテ・ソシアルの人もびっくりしてたようなグダグダ加減でした。

 

なので、日本の親族に頼んで戸籍謄本を代理で取得→アポスティーユも代理で取得→フランスへ送ってもらい法定日仏翻訳家へ翻訳依頼→セキュリテ・ソシアルへ再提出という流れになりました。

 

ちなみにアポスティーユの取得の仕方は、日本外務省のこちらのページを参考にしてください。

 

申請が終わり待っていると(僕の場合)

 

  1. セキュリテ・ソシアルの番号の通知が封書で届く
  2. カルト・ヴィタルという保険証カードが数週間後に届く

 

という流れでした。

病院へ行く場合はこのカードを持って行くと、天引きされた料金が請求されます(http://annuairesante.ameli.fr/ からカルト・ヴィタルを使える医者や病院を要チェック。直接リンクが禁止されているようなので、コピペで検索してみてください)。

共済へ加入している場合は別の手続きをして、医療費が返済されることになります。

 

 

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でも手続きめんどくさいからしなくてもよくないですか?

 

たしかにフランスに着いた直後はいろいろ大変だと思います。

新しい環境だし、授業も始まってるし……かなり疲れると思います。

僕もかなりひいこらしていました。

しかし、

 

  • 期限内に長期ビザを有効化しない→滞在許可証を発行される権利が消滅します(よって違法滞在になる)
  • 滞在許可証がないと銀行口座が開けない→セキュリテ・ソシアルへの申請の書類が揃わない→病気になったら実費
  • セキュリテ・ソシアルがない→翌年度の滞在許可証更新不可不法滞在

 

という問題が迫ってきます。

 

ちなみにセキュリテ・ソシアルへ加入するまでに病気になったときのことを考えて、海外旅行保険のついたエポスカードBooking.comカード楽天カードを準備しておくとよいかと思います。

90日までは保険が使えます(詳しくはこちら)。

 

それを越す場合は民間の保険会社で保険に加入しておいたほうがよいです。

 

 

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長期留学の準備は大変でも義務は義務

 

フランスに着いたら準備完了ではありません。

特に日本で学生ビザ発行してもらったら終了じゃないのが特徴的です。

戸籍謄本に関する在仏日本大使館の記述を見てもわかるように、外務省でさえ完璧に把握できていないフランス滞在事情。

特にアポスティーユには要注意です。

 

  1. Ofiiで滞在許可証
  2. 銀行口座開設
  3. セキュリテ・ソシアル加入

 

この3つの手続きを早めに済ませて、改めて勉学に集中しましょう。