【アムステルダムで観光旅行】
フランスの大学院の前期が終わったので、アムステルダムへ行ってみました。
行きはブリュッセルから
ブリュッセルまでEASYJET(65ユーロ)。
ブリュッセルで用事を済ませ、マルシェ・デ・ノエルを少し楽しんでから北駅からFlixBus(9ユーロ)。
約2時間半でアムステルダムへ着きました。
午後2時出発で4時半着で時間通り。
着いたのはAmsterdam Sloterdijk駅。
冬なのでもう暗かったです。
中心街からは離れているので電車やトラムに乗るのが普通だそうです。
が、ここはあえて歩きで。
進行方向を東に取り、ウェステルパルクを突き抜けていく方法をとってみました。
前日に雪が降ったようで地表は白く薄いもので覆われていました。
歩を進めるたびに袋に詰めた小麦粉を握るような音。
公園にしては街灯も少なく、極まれにジョギングしながら走りすぎていく人影。
右からは草に覆われ見えもしない川の音。
周りの木々の乱立。
初めての土地で暗闇に包まれるのは中々続々するものです。
正直駅に戻って電車に乗るべきじゃね?などと逡巡も。
しかしさらに進むと、ぼんやりと音楽が聞こえてきました。
そして遠くとおくにある輝き。
ああ、あれが人がいる場所かと心を撫で下ろすと同時に、ここはあの世じゃないのかという妄想がこみ上げてきました。
死後に目を覚ませば暗闇で、歩いて行けば川の音。
走りすぎていく人影は影でしかなく、音の響きが聞こえども、地獄の亡者の騒ぎではなかろうか。
それでも光を求めて歩いて行くのは人の性で、夏の虫はまさに自己の投影すがた。
などということはまったくなく、さらに進むと、
スマートフォンで話しているおじさんがいました。
公園を抜けさらに東へ行くと、ハールレンメルデイク通りにたどり着きます。
おすすめホステル
今回利用したのはハートオブアムステルダム。
11ユーロとお得な値段。
場所も中央駅や王宮から近くいい感じ……(ただし赤線地帯の中)。
ベッドにはカーテンがありませんが、大きなバスタオルが用意されていました。
また各枕もとにコンセントとライトもありました。
ロッカーはデポジット5ユーロでフロントで電子キーを借りる仕様(鍵と証明書を失くさなければきちんとお金は返ってきます)。
トイレとシャワーが2つ。
シャワーにはシャンプーが備え付け。
トイレは少し狭かったです。
予約はBooking.comからしました。
ちなみにホテル予約をBooking.comからBooking.comカードを使ってするとキャッシュバック6%できてお得です\(^o^)/
Booking.comカードについてはこのページでまとめてあるのでよかったら確認してみてください。
赤線地帯を歩くだけ歩いてみる
あの世の住人
オランダは売春は合法。
売春の云々は置いておいて、ひとまずそこらをスーパーを探しつつ歩いていたら小路に沿って並び立つ小さなスペースの中に女性が。
あいにく僕は興味が無いのでただその前を通り過ぎるだけでしたが、意外と女性の観光客の人(?)もいました。
マリファナも合法
日本では最近マリファナで芸能人が捕まったり若者に流行ったりしているそうですが、オランダではマリファナは合法。
売春も麻薬も合法にしてきちんと管理しておけば裏社会の犯罪が減るということだそうですが、合理的な決断だと思います。
日本でも台湾が日本だった時に麻薬(アヘン)を国家専売にして台湾でのアヘン吸引の習慣を減らすことに成功しましたしね。
というわけでホステルの人にすすめられたコーヒーショップPrix d’amiへ行ってみました。
アムステルダムでは、普通のコーヒーが飲めるコーヒーショップとマリファナをたしなむコーヒーショップで分かれています。
入口で身分証を確認されるのがマリファナのコーヒーショップの特徴でしょうか。
マリファナ入りのケーキを食べてみました。
ちびちびと1時間ぐらいかけてたしなむのがよいと店員さんに言われましたが、お店が人気で座るとこがなく、かといってコーヒーショップ以外でのマリファナの摂取は禁止ということで、僕は30秒ぐらいの立ち食いで完食しました(真似は駄目)。
その結果、何も起きませんでした(笑)
味はマドレーヌみたいでしたが、においがよくニースの路上でも漂ってくるカナビスのものでした。
個人的には本当にマリファナに中毒性があるのか?と疑問。
普通のマドレーヌのほうが匂いも味もベターだし……。
コーヒーショップは他にもあるので、もっと静かな場所の方がきちんと座れてゆっくりできてよいのかもしれません。
おすすめの美術館
ゴッホ美術館や国立美術館もいいけど、時間が無くて1つだけしか行けない上に強い刺激が欲しいという方にはMoco美術館がおすすめです。
有名なバンクシーやアンディー・ウォーホール、ダミアンハースト、ジェフクーンズ、最近ゾゾタウンの前澤氏が購入したバスキア、そして草間彌生の作品などが楽しめます。
そんなに大きくない美術館ですが見ごたえたっぷり。
学生証で12ユーロでした。
帰りは中央駅から
Moco美術館を北上していくと、花市場があります。
さらに北上していくと王宮。
王宮の裏の道を行くとアンネフランクが住んでいた家がありますが、予約しておかないとなかなか入れないそうです。
そして中央駅。
空港までは5ユーロでした。
所要時間約15分。
利用した航空会社はオランダのLCC、Transavia航空(https://www.transavia.com/fr-FR/accueil/)。
乗り心地は悪くありませんでした。
EASYJETよりは椅子下の鞄を置くスペースの縦長のほうが狭かったです。
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