【聞こえたままに発音しても英語の発音ができない理由とは】
映画やドラマで聞こえてくるセリフを真似(シャドーイング)していれば英語の発音がうまくなる、と思っていませんか?
残念。
そのままでは発音はうまくならないのです。
この記事を読むと、
- 調音方法を学んでおかないと英語の発音が上手にならない理由
- 調音方法を勉強するのにおすすめなサイトや動画
がわかるようになります。
目次
聞こえたまま発音してもちがう発音になってしまいます
結論から書くと、
- 自分の発音できる音に無い外国語の音は、自分の話せる言葉の音へと脳が変換してしまう
- 同じ状態では発音した音も変換後の音になっている
からです。
そのためたとえばvの音がない日本人にはvがbに聞こえ、vの音をbの音で発音してしまうわけです。
もうすこし詳しくみていきましょう。
聞こえた発音は脳に変換されています
人は生後10~12か月くらいまで、音に関して素直です。
vとb音のちがいも聞き分けられます。
しかしその後は第一言語(いわゆる母語)の音だけを聞き取れるように脳が成長していきます(日本語だとbの音)。
脳が母語で使わない音を不必要だと判断してしまうからだと言われています。
ではどうすればよいのでしょうか?
調音方法は知識として学び、練習する必要があります
小さいときに脳が母語の音をよく聞こえるようにチューニングしてしまいます。
そのためおとなが母語にない音を自然に聞き取れるようにはなりません。
聞き取れなければ調音もできません。
そのため、
- 調音方法の学習
- 調音方法の練習
が先に必要になります。
おすすめはこちらのサイト。
僕もお世話になりました。
口元の動きはしっかり覚えましょう。
YouTubeだとおすすめはこちら(日本語字幕をつけられます)。
調音方法を身につけてからシャドーイングをしましょう
ぶっちゃけ調音方法を学んで練習しても、すぐには実際の英語の音を聞き分けられるようにはなりません。
時間がひつようになります。
しかし英語の調音方法知った状態でシャドーイングをしていないと、あとからの英語の発音の直しが莫大な時間になります。
また、調音よりさきにプロソディという『英語らしさ』を表せるものを身につけておくひつようがあります。
プロソディに関しては【カタコト英語を直したいならプロソディがとても重要です】をよかったら参考にしてくださいませ。
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