【英語を話すのが恥ずかしいときにつかえるとっさの裏技】
恥ずかしくて英語を話せないけど、やっぱり話したい……そんな気持ちに翻弄されていませんか?
大声で話してみましょう。
この記事を読むと、
- 大声で英語を話すくせをつけると、英語を話すときの羞恥心を弱めることができる理由
- 実際に英語を大声で話したときの体験と結果
がわかるようになります。
目次
恥ずかしくて英語を話せないときの突破口は大声です
結論から書くと、
大声で英語を話し出すことで恥ずかしさを緩和することができます。
大声なんかで?
と思うかもしれません。
またこれは僕の個人的な経験からなので、万人にはあてはまらないのかもしれません。
しかし実際に僕個人ではうまく行っているし、英語のネイティブでない人たちを観察していてもたいていそうなのでお試しの価値はあるかと思います。
大声で話すことにより英語を話す恥ずかしさが減る理由
大きい声で話すことで英語を話すときの恥ずかしさが減る理由は、
会話は声が大きい者が主導権を握る
からです。
これは英語だけではありません。
討論番組やニュースなどを見ているとわかるように、会話では論理性を欠いていても多少感情的で声が大きい人のほうの意見が通ります。
それは声が大きい人は威圧感を与えるからです。
威圧とは他を圧倒すること。
他人の意見を無視できます。
そのため相手になんと言われようが平気な気分に。
そうすると恥ずかしさもなくなります。
英語を話すときの恥ずかしさは、
- 他人の非がある(下手な英語を聞くいても受け止められない)
- 自分に非がある(変な英語を話しているせいで相手に理解されないんだ)
で培養されていきます。
それこそ失敗すればするほど細菌のように『英語話すと恥ずかしい』という思いが頭の中に増えていきます。
他人に非があると読んでえっ?と思ったかもしれません。
しかし結局のところ1人でスピーキングの練習中などには恥ずかしさはないはずなので、英語を話すときの恥ずかしさは他人が感染源なのです。
その特効薬が『大声』。
他を圧倒し、他人には圧倒されない。
その状態を作り上げるのが『大声』なのです。
ただし副作用もあります。
それは、ずっと大声で話し続けているとウザがられるということです。
それなので、話し出しの挨拶や最初の一言二言、そして会話途中の相槌などといったスパイス程度の場所で大声を使うようにしましょう。
大声で話してみたら英語を話しやすくなりました(インドでの体験)
僕は普段声が小さいほうです。
そのうえ声が低いですから、よく人に聞き返されます。
英語でもそうでした。
よく聞き返され続けて羞恥心が培養されまくり、英語を話すことにかなり忌避感がありました。
でも英語でコミュニケーションをとること自体は嫌いになることはなりませんでした。
英語で文通も数年のスパンで続けていましたから。
ただただ英会話に対する抵抗感だけが問題でした。
しかもその英会話の上達には英会話をしなければならないという地獄のような現実が立ちふさがります(涙)。
英会話上手になりたいけれど英語で話したくない~という矛盾と恥ずかしさが混じりあった状況で過ごすこと数年。
初体験をしました。
あれはインドを旅したときのことです。
インド初日のニューデリーで詐欺にかかりそうになりました。
すでに相手にお金が渡っている状態です。
長フライトだったことと真夏で高温だったことも、さらに返金を求める交渉が長引いたことも手伝いかなりイライラ値が上がっていました。
それでものらりくらりと『俺には家族がいるんだ』などとのたまり金を返そうとしない相手についにぶち切れ、街路へでての言い争いになります。
もちろんインドですから英語で。
僕の声がかなり大きかったせいか集まってくる群衆。
そして不思議なことに、
感情的にかなり大きな声でしかも口早に相手を責めているのにかなりすらすらと英語がでてきた
のです。
その結果、お金はすべて戻ってきました。
このような体験を経て『大声で英語を話すと伝わる』というような考えが心に残りました。
そして確かに挨拶や相槌、そして話し出しを大声ですると相手に聞いてもらえる経験が確かに増えました(もちろんそれ以外にも発音(調音やプロソディ)の勉強もしたわけですが)。
しかし大きな声で話すと発音も明瞭になるので(特に声が低い人)、その効果は無視できません。
大声で話し出す癖をつけて英会話への抵抗感を減らしましょう
大声で英語を話せば、
- 恥ずかしさの軽減
- 発音の明瞭さアップ
が見込まれます。
英語を話すのが恥ずかしい!と思っていたらぜひ大声で話してみてください。
どのくらいの大きさかというと、
遠くにいる人に話しかけるような声の大きさ
で十分です。
絶叫とかはする必要ありません。
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