【フランスに留学する方法06:フランス人の友だちができなくても気にする必要はありません】

留学生活が始まった。

けど……クラスのフランス人と友達になれない~。

どうしよう。

 

 

フランス人と友だちになろうと思わないこと

 

友だちに国籍は関係ありません。

フランス人限定で友だちを探そうとすると、逆にできません。

 

 

その理由

 

友だちを恋人に言い換えてみるとより分かりやすいかと思います。

 

  • 日本人の彼氏が欲しいです。
  • 日本人の彼女が欲しいです。

 

僕は男なので、日本人の彼氏が欲しいです、なんて聞くと、おっ、自分にもチャンスが?なんて思ってしまうのですが、日本人の彼女が欲しいです、と聞くと、ん?と思います(というか実際に言われたことがあり、ん?と思ったことがあります)。

みなさんはどうでしょうか。

そもそもどうして、僕は『ん?』と思ったのでしょうか。

それは、

 

  • 日本人女性なら誰でもいいの?
  • その理由は?
  • 目的は?

 

と僕なら勘ぐってしまうからだと思います。

目的が第一理由で築かれた人間関係は、目的や理由が消えたら続かなくなりますから。

 

 

例えば僕の場合

 

友だちにならなかった例

 

日本人=真面目で礼儀正しい、という感じに近づいてきたクラスメイトがいました。

しかし彼・彼女らの目的は、僕のとった授業のノートを写させてほしいということと、わからないところを教えてほしいというものでした。

しかも1回や2回だけでなく、10回以上。

理由は、彼らが授業に来なくてついて内容についてこられず、そして授業に来ないから知り合いも友だちもおらずというものがありました。

こういう人たちと友だちになることは難しいです。

彼らの目的は彼らの成績の維持であり、教えている間に何度も会ったりして話しているけれど、それ以上は続きません。

ある意味利用と同じです。

金ではないですが、授業の終わりが縁の切れ目という感じでした。

 

 

友だちになった例

 

ニースに来てから現地で新しくできた僕の友だちの国籍は改めて思い出すと、中国人、メキシコ人、ロシア人、イタリア人、フランス人、アルジェリア人です。

 

他の大学はわかりませんが、僕の通うニース大学の言語学科の学士時代のクラスメイトは軽く80人くらいいました。

国籍も様々です。

正直、アジア系はフランス人じゃないのかなぁと区別が付くのですが、そうでない人はみんなフランス人に見えました。

しかし、実際は違います。

話してみると、ポーランド出身だの、チュニジア、イギリス、アルジェリア、モロッコ、アメリカ、イタリア、スペイン、ドイツ……とあれこれです。

しかも見た目僕らのようなアジア系でも、生まれがフランスだからフランス人だったりします。

(ちなみに院生になってからは、フランス人2割、外国人8割というようなクラスになっていました(笑))

そういう中で、あえてフランス人の友だちを作ろうということは不可能だし、周りも引くのではないでしょうか

 

 

君フランス人?友だちになろうよ!(君、フランス人じゃないの?じゃあ友だちにならない!)

……(;^ω^)(周りドン引き)。

 

僕と僕の友だちがいつ友だちになったのか、正直覚えていません。

なんとなくの交流が授業前や後にあり、それがいつのまにか友だちになっていた。

ニースに来たマクロン大統領のシャッターチャンスを探していたら、隣でそいつも撮っていた。

などという感じでした。

 

 

それでもフランス人の友だちが作りたい・てかそれ以前に友だちができない

 

気持ちはわかります。

フランスに来てるし、フランス語の練習にもなるし、フランス人の友だちを作りたいという気持ちです。

しかし、そういう場合は初めから目的を共にしてしまえばよいのではないでしょうか。

たとえば言語交流会に参加するとかです。

そういう場所なら、日本語を習いたいフランス人、フランス語を習いたい日本人というマッチングができます。

初めから目的が明らかにされているので、勘ぐる必要もありません。

友だちになれるかどうかは当事者次第です。

 

酷なことを言うと、友だちになれるかどうかは当事者次第です。

よっぽど攻撃的だとか、不潔だとかでない限りなんとなくで友だちはできるかと思います。

僕も授業が始まった時は、周りのクラスメイトが一回り年下ばっかりだったので、ちょっと心配していました。

しかし、今は友だちがいます。

 

それでも、どうしても友だちが出来ないという人は、友だちができなくても問題ではないと考え直すとよいのかもしれません。

たまたまその場所で友だちになれるポテンシャルがある人がいなかっただけかもしれません。

クラスが変わったり、町を散歩したり、旅行したりしていると出会う人に友だちになる人がいるかもしれません。

友だち幻想

じゃありませんが、同じクラスだからという理由で友だちになれるというのは錯覚にすぎません。

 

 

フランスにいるけどフランス人の友だちを作ろうと思わなくてOK

 

友だちは勝手にできます。

その友だちの国籍がフランス人なのかもしれないし、そうでないかもしれません。

しかし国籍は2の次にしておいたほうが、友だちはできると思います。

国籍を気にして友だちができないより、国籍忘れて友だちできたほうがよいと思いませんか?

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