【フランス滞在時にアメリカ行きの観光ビザを発行してもらう方法】
いまフランスにいるけれどアメリカへ旅行してみたい!
日本に帰国する前にアメリカに寄ってみたい!
でも2011年3月1日以降にイラン、イラク、北朝鮮、スーダン、シリア、リビア、ソマリア、イエメンへ行ったことがありませんか?
その場合、ツーリストビザが必要になります。
※それ以外では日本人国籍者ならビザは免除されて、ESTAという電子渡航認証システムで認証される必要があります。
目次
フランスの場合はパリのアメリカ大使館でのみ受付可能です
2012年にイランの旅をした僕のような人は、アメリカへ行くにはビザが必要になります。
アメリカのツーリストビザ発行までの手続きの手順は、
- オンライン申請書DS-160フォームを申し込む
- 面接日指定と支払い
- 予約日にアメリカ大使館へ行って面接
- パスポートが届くまで待つ
になります。
申し込み日から予約日は予約人数などによって違います。
僕の場合は申し込み日から約3週間後からの選択しかありませんでした。
面接日からパスポート到着までの所要日数は遅くても5営業日以内だと大使館の電光掲示板にありました(が、僕はなぜか1週間から1週間半営業日かかると言われました)。
DS-160フォームで申し込んで面接日を決める
記入の仕方は公式youtubeチャンネルなどもあるこのページを参考にしましょう。
必要となるものは、
- パスポート(番号などの記入)
- 証明写真のデータ(スキャナや携帯で取り込んでデータ化しておきましょう)
注意点は、サーバーが弱いのかちょこちょこデータ送信エラーになるので、画面下のセーブを都度クリックしておきましょう。
つねにボス戦の記憶の泉の心構えです。
また、実は最初の画面で面接場所を選ぶことができます。
ニースのいた僕はミラノの米国大使館という手もありました。
登録が済むと、面接日の選択と支払いになります。
面接日は選択肢から選ぶ具合です。
支払いはパスポートの受け取り場所で違ってきます。
- 自宅
- 指定の業者のお店(パリにある)
で、指定の業者のほうが僕の場合は安くなりました(ちなみに144ユーロでした)。
面接に行きましょう
フランスの米国大使館はコンコルド広場にあります。
ただの観光目的のツーリストビザなら、
- パスポート
- 証明写真(オンライン登録に使ったもの)
- フランスの滞在許可証(carte de séjourやレセピセなど)
- オンラインフォームの最後にでてくるページの印刷したもの
- 予約完了ページを印刷したもの
が持ち物として必須です。
持って行けないものは、
- キャリーバッグのような大きなバッグ
- パソコン
- 飲食物
などです。
面接日当日にパリ到着からの面接は荷物が多いと思うので辞めておいた方が無難です。
予約完了メールに持ち込み不可能の物が書いてあります。
確認しましょう。
手順は、
大使館の外側
- 荷物チェック(飲み物は破棄される)
- パスポートと写真チェック
セキュリティの建物内入場
- 荷物チェック
- 身体チェック
- 携帯電話没収(帰る時に返却されます)
大使館入館
- 指紋採取とパスポートチェック
- 面接
という流れになります。
面接時間の指定は大使館到着時間の目安のようで、大使館入館からは長蛇の列でした。
僕の場合、所要時間は大使館街のチェックから約1時間かかりました。
面接の内容について
大使館内の窓口ではフランス語でも英語でも両方の言語選択可能です。
面接で聞かれたことは(参考までにカッコ内は僕が答えた内容です)、
- フランスにいる理由は?(大学に通うため)
- 大学での専攻は?(言語学です)
- アメリカへ行く理由は?(旅行です)
- アメリカへ以前行ったことがある?(はい、あります)
- 大学での専攻は?(言語学です)
大学での専攻を2回訊かれたのは僕の英語のせいかもしれません。
この後そのまま終わりそうになったので、
- 7年前にイランに行ったことがあります。
- オンラインフォームでは過去5年の海外渡航歴とあったので記入していません。
とこちらから伝えたところ、
- イランへ行った理由は?(旅行です)
と対応されて面接終了です。
あなたの場合は、1週間から1週間半くらい処理がかかります
と最後に言われてすべてお終いです。
大使館をでましょう。
預けておいた携帯電話などの回収を忘れないようにしましょう。
あとはパスポート到着まで待つだけです。
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