【フランスでルームシェア生活メリットデメリット・赤裸々公開30(冷蔵庫の問題あれこれ)】
共同生活といえば冷蔵庫の問題があります。
しっかり管理していないと色々問題に。
勝手に飲まれた
それはある冬の朝のことでした。
僕は朝は基本バナナ一本と何か温かい飲み物を取るです。
しかし冷蔵庫を開けると、牛乳がない。
前日の夜食としてココアを作り、翌朝の一杯の分の牛乳をボトルに残しておいたはずなのに、ありません。
テーブルではJさんが朝食をとっています。
トイレのあと手を洗わないシャワーを浴びないという強烈なルームメイトだったフランス人のJさん。
そんなJさんの食卓には牛乳のつがれたコップがありました。
いや、しかし、それはないだろう。
きっと僕の勘違いだと思いつつ、食べ終わったバナナの皮を捨てるためにごみ箱のふたを開けると、
一番上に鎮座する見覚えのある牛乳のボトル
Jさんに聞いてみました。
わたしはいつも朝ホットミルクを飲まなければいけないの。でも昨日牛乳買うの忘れちゃったから飲んだの。
笑うしかないですね。
謝罪の一言もないのかと。
わたしの習慣を変える気はないと宣言した手洗い問題のときもそうでしたが、自分の食習慣を変えたくないから他人の食べ物を盗むという自分勝手さ。
数いたルームメイトの中で唯一といっていい程全員に嫌われていた理由がここにあります。
強烈なにおいを発するひよこ豆
ひよこ豆って知っていますか?
栄養抜群の豆、ベジタリアン、ビーガン御用達しの豆。
僕もダイエットしていたときは、米やパスタの代わりにひよこ豆を食べていました。
そんなある日、
冷蔵庫から腐臭がする
と言い出したのは別のルームメイトのイギリス人のMさん。
たしかにかがんでみると吐き気を催すような刺激臭がします。
しかし原因がわかりません。
冷蔵庫は上から4つの段に分かれています。
僕のスペースは異常なし。
Mさんのスペースも異常なし。
そのときシンガポールに研修へ行っていたペルー人のO君のスペースには未開封のコーラの缶だけ。
さてアメリカ人のJさんはベジタリアンなので、ひよこ豆をほぼ毎日食べています。
必然と、4人目のJさんのスペースに疑いの目が向きます。
アメリカ人のJさんはベジタリアンなので、ひよこ豆をほぼ毎日食べています。
Jさんは、大量に野菜を買ってくるので、冷蔵庫のJさんのスペースは緑に覆われています。
僕たちは恐るおそるその緑をかき分けてみました。
もはや豆ではなく内部が腐海の森と化したたひよこ豆の缶がでてきました。
後ずさるMさん。
そっと缶をテーブルの上に置いた僕。
あけ放たれるすべての窓。
阿鼻叫喚です。
Jさんに連絡して悪即捨です。
滴り落ちる汁
冷蔵庫を複数人で使うときに気を付けたいのは、垂れ落ちるナニかです。
僕もたまにしてしまいます。
たとえばソーセージ。
フランスの袋に入ったソーセージは何故か汁にまみれていて、一度封を切った後は汁を切っておいたほうがよいです。
そうでないと、高確率で冷蔵庫にしまっておく袋から汁がこぼれ、自分の下のスペースの人の食べ物を汚してしまいます。
そしてもう一つ気を付けてほしい食材がビーツ。
赤紫色の液体に包まれているビーツも高確率で下に垂れます。
しかも砂糖大根の一種のせいか、掃除するときべたべたして大変なことになります。
僕のアパートではJさんがよくやらかします。
ちなみにJさんはバナナもよく腐らせます。
というか、Jさんは食品を腐らせすぎます。
以上、ルームシェアの冷蔵庫の使用で気を付けたいことでした。
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