【フランスでルームシェア生活メリットデメリット・赤裸々公開13(ルームメイトに宗教を説かれた件について)】

開放的すぎでパンツもろだし生活のアメリカ人女子とステレオタイプなイタリア人がやってきてアパート生活が大変になってきたところに反対なノリのロシア人女性がやってきて僕が板挟みになった話。

 

 

ロシア人がやってきた

 

夏休み中の中、日々将来の言語学、そしてそれが活用された未来のためのプロジェクトのためにコツコツと部屋にこもってキーボードを打つ僕。

 

フランス語語学学校に短期留学中ながら、宿題をせずに英語生活だけしていて完璧バカンスモードなアメリカ人のAさんとイタリア人のI君。

 

清潔面においてアパートの状態が悪化するなか、大家さんからメールが来ました。

 

新しい人が入居します。

 

新しい人が来る前にはアパートの掃除に来る大家さん。

バカンスに行っていて久しく見かけていませんでしたが、どうやら戻ってきていた模様。

そんな大家さんがアパートの惨状を見て言いました。

 

これはひどい、よくない。

 

僕もそれなりに掃除していはいるのですが、いかんせん毎日ビーチへ行って砂のついた素足でアパートを歩きまくるAさん

アパートの床は簡単な掃除くらいでは間に合いません。

まあそれでもなんとか大家さんが頑張り元通り奇麗になりました。

 

そして翌日新しい入居人が来ました。

ドイツで翻訳家として働くロシア人ママのMさんです。

フランス語のスキルアップとバカンスのために語学学校actilangueで留学です。

しかしactilangueは日本人以外には大人気ですね。

これで僕以外のルームメイトは全員actilangue生になりました。

海チカで日本人のいない南フランスでフランス語を勉強したい人は留学してみるのもよいかもしれません。
actilangueはあまり日本人がいないけれど、海まで激近でおススメです(こちら

で検索できます)。

 

 

真面目vsパーリーピーポー

 

そんなMさんはとても真面目です。

予習復習は欠かさないし、遅刻もしないし、もちろん宿題はきちんと終わらせる。

休むのは休日のみです。

休日は浮き輪もって海で泳いだりロシアのパンクバンドLeningradのコンサートへ行ったりと満喫していました。

 

さて、僕は真面目系クズなんです。

でもよく真面目勘違いされます。

少なくともパーティーピーポーではない。

別名根暗で人付き合い下手ともいいますが。

いや、根暗クズでもよいんですが。

 

 

そんな真面目系2人と毎日がパーティーなアメリカ人のAさんとイタリア人のI君との間に次第にひずみがでてきました。

 

毎晩飲み歩くAさんとI君とは違い、Mさんは夜は自炊してその後授業の予習です。

必然的に自炊している僕と会話することが増えるのですが、真面目なMさんは、学校やアパートでのAさんとI君の学習と生活態度が癪に障る模様でした。

 

年齢も20代前半のAさんやI君とは違い、Mさんは僕より確か1つ年上。

そんなことも隔たりに拍車をかけたのかもしれません。

 

必然的に僕はMさんのほうと仲良くなっていくわけですが……。

 

 

一緒に教会へ行く

 

そんなMさんは信心なロシア正教徒です。

ニースを選んだ理由も、ビーチがよいだけではなく、ロシア正教会があるからだったりします。

 

というのは後から知った話です。

ある日Mさんに一緒に旧市街へ行かないかと誘われました。

 

ニース旧市街は伝統的な建物が立ち並び、個人的にはインドっぽい雰囲気を醸し出しているエモい空間で、僕も時々行きます。

 

ちょうどその日の作業を終えていた僕は快諾し、Mさんと出かけました。

そんな旧市街には大きな大聖堂が2つあります。

Mさんに誘われて、僕は教会へ入りました。

 

僕は教会自体は嫌いじゃありません。

ヨーロッパを旅するときは必ず入ります。

椅子もあるし休めるしいい休憩ポイントだし、内部デザインがかっこいい。

シン……とした静かな空間は神社の森やモスクの内部のように不思議な気分に浸れます。

 

まあそんな感じでアパートから旧市街まで20分くらい歩いたし、Mさん疲れてるのかなと思ってたんですが、どうやら違うご様子。

きちんと入るときには入口にある聖水?を指につける作法をするし、祭壇の前では跪いて十字を切ります。

まあでもヨーロッパの人ならそんなもんかと思いました。

カトリックの小話とか教えてくれたし。

 

しかし帰路、Mさんから宗教の話を切り出されました。

僕の宗教は何か、日本の宗教観はどんなのか、あれこれです。

そんな中でMさんは敬虔なロシア正教徒だと教えてくれました。

そしてよかったら冊子をもっているので読んでみないと言われましたが、僕は大丈夫といって丁重にお断りしました。

 

僕は昔からよく道端で宗教に誘われる質です。

バイト中、外で車の誘導をしている最中にたまたま通りかかった人に誘われたりもあります。

キリスト系、仏教系、いろいろありました。

そんなに助けを必要としている顔に見えるのでしょうか(汗)。

 

冊子は断ったけれど、Mさんとの関係は良好なままでした。

そういうところは日本のアレとは違うかなと思いました(以前仏教系のに誘われて断ったら捨て台詞を言われた経験あり)。

 

以上、ルームメイトに宗教を説かれたけど問題なかった話でした。

ネイティブ講師とフランス語会話を練習するなら
>> ベルリッツ・フランス語(現在無料体験実地中なのでお急ぎで(通常料金19800円から))