【フランスでルームシェア生活メリットデメリット・赤裸々公開03(やかましいルームメイトについて)】

フランスでルームシェアして早くも3年。

失敗談やよかった話。

今回は、『若者のやかましさは我慢するだけ?』についてです。

 

 

本格的なルームシェアが始まる

 

 

2週間だけ過ごした仮アパートを出て、本契約だったアパートへ越してきました。

そのアパートがそれ以来現在まで住んでいるアパートになります。

玄関入ってすぐトイレとシャワー室が別々についたキッチン。

それを囲むように4部屋があります。

僕の部屋はその中で一番小さく一番安い部屋です。

縦の長さ(ドアから窓まで)は6mくらい、横の長さは1.5mくらいです。

両手を伸ばしたらぎりぎり手が届かないくらいの幅。

そこに備え付けのベッド、テレビ、衣装ダンス、机が所せましと置かれています。

が、個人的には鴨長明のように四畳半な生活がしてみたいので、十分な広さです。

広さを欲するときは、海が近くにありますし!

 

 

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ルームメイト1:ベルギー人の若者

 

 

ここでの初めてのルームメイトは、ベルギー人の若者たちでした。

男の子2人と女の子1人。

その内、男の子1人と女の子はベルギーのフランス語圏から、残りの1人はオランダ語圏から来ていました。

みんな20代前半です。

3人とも僕の通うニース大学へ短期留学で来て法律を学んでいました。

この3人とは半年ともに過ごすことになります。

 

 

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異変はすぐに始まった

 

 

この3人はあまり勉強することがありませんでした。

ベルギーの大学の過程のほうが、ニースのものより進んでいたので、すでに学ぶものがなかったのです。

オランダ語圏から来ている男の子も、言うてもフランス語が話せるレベルであるので、毎日がイージーモード。

そのため、彼らにとっては毎日が遊びのようでした。

毎晩飲み、飲んでは外で飲み、夜おそく帰ってくることの連日。

若さって、いいなぁ。

 

などと言えるのは初めの内だけです。

 

こちらはまだ慣れぬフランス語での授業、フランス語での授業の進め方、授業の内容、予習、復習、その他お役所への手続き……などと遊んでいる余裕がありません。

 

 

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12人の騒音は足し算でなく掛け算

 

 

ちょうどサッカーのヨーロッパ大会が始まった時期でもありました。

そして3人ともサッカーが好きな子たちでした。

さらに当時、僕のアパートには他にもベルギー人留学生が何人かいました。

試合のある週末は、それらベルギー人が僕も住むアパートへ集まり、パソコンを台所でインターネットにつなぎ生中継を見ることが増えてきました。

僕はサッカーにあまり興味ないし、何よりも小テストや授業の予習復習があってあまり関わらないようにしていました。

 

しかしついにある日総人数12人へ。

 

ヨーロッパの若者+酒+サッカーのコンビネーションは狂気の沙汰へ。

試合の一挙手一投足に叫び、跳びはね、酒を食らう。

普段4人でもかなりいっぱいになるキッチンは12人のサッカーファンによってあたかもフーリガンのようになっていました。

危険を察知した僕は、ささっと晩飯を作り、自分の部屋へ戻りました。

人と人が話す時は、盛り上がればあがるほど声が大きくなっていきます。

それが12人の場合は言うまでもありません。

続く叫び声、何かの割れる音、悲鳴、雄たけび、机を叩く音、ご近所さん(台所の窓の向こう側は別のアパートのテラス)が注意している声。

 

夜も更け試合も終わったのでしょう、静かになりました。

どうやら彼らはバーへ飲みに行ったようです。

でも僕は眠かったので、そのまま寝てしまいました。

 

その翌朝、部屋をでたときの惨状。

床に散らばる割れたビール瓶の破片と皿。

破壊された備え付けの椅子。

飲み食い散らかしたごみ。

夜明けの繁華街か花火大会後の汚さです。

 

これはたまったもんじゃない。

限度があるだろうと思った僕は、……何もしませんでした。

 

ヨーロッパの若者が騒ぐのは当たり前だと聞いていたし、僕自身がそこへ吸い込まれなければよく、騒音もイヤホンなどをすれば勉強に問題はありません。

破壊した椅子や皿などは彼らが償えばよく、僕には関係ないし、掃除する必要もありません。

この子たちはこのように育ってきて、これがあたりまえ。

 

他人は変わるが、他人を変えることはできない。

 

このベルギー人の若者3人とはそのような態度で過ごし、約半年をともにしました。