【フランスでルームシェア生活メリットデメリット・赤裸々公開04(大家が変わったら便器に便座がついた件などについて)】
ルームメイト運に恵まれなかった僕についに光明が?
変わっていく環境。
大家が変わりました
ホームステイから始まり、仮住居での男三人暮らし、騒がしいベルギー人の若者3人と続いた僕のフランス生活。
実はベルギー人の若者たちが去る1ヵ月前、1つの大きなイベントがありました。
大家さんが変わったのです。
え、まじか。
と思いつつ、入居後3か月で変わる大家。
契約も変わります。
幸いにして僕の部屋の家賃はそのままでした。
新しい大家さんは夫婦経営。
比較的若いなと思っていたら、僕と同じ歳でした。
ちなみに前の大家さんはリタイヤ生活をして優雅にくらしているおじさんでした。
大家が変わる前の住宅環境
前回は間取りは書いたのですが、詳しい住宅環境については書きませんでした。
実はこのアパート、トイレに便座がついていませんでした。
ここを初めて案内されたときに大家にそれを聞いたら、便座があるとドアが閉まらないからない、との説明を受けました(トイレのドアは内側に向かって開きます)。
確かに便器とドアの稼働域の間はギリギリ。
本当かなと思いながらも、その後大学や町中、レストラン、図書館、空港で遭遇した便座無しトイレを見つけるにつれて、フランスのトイレクオリティはこんなものかと納得していました(特に空港という国の玄関で便座が無いのには有無を言わせぬ決意が見えます)。
便器にトイレットペーパーを敷いて座れば問題はある程度解決です。
しかしそんなある日、秋も深くなったある晩に、飲みに行っていたベルギー人の若者が路上で便座を見つけました(確かにたまに便器が路上に放置されています)。
それを持ち帰って備え付けてトイレの使用の質が向上しました(と言ってよいのか?)。
そして部屋備え付けのテレビ。
テレビはあっても番組が映らないというものでした。
アパートのネットとテレビは同じ機械でつながっています。
その機械を確認すると、確かにテレビの繋がりのところには視聴可能のライトが灯っていました。
つまり接続の問題です。
これも前の大家に問い合わせたところ、接続はしていないと言われました。
僕はそもそもテレビを見る習慣が20年近くないので、ネットさえ繋がっていればよいと気にしませんでした。
若き大家によるリノベーション
というわけで、ある日急に大家が変わったのはさっき書きました。
僕とタメの歳の夫婦です。
彼らの行動は速かった。
まずトイレが変わりました。
ベルギー人のルームメイトが拾ってきた便座は所詮便器に乗っけただけのもの。
お尻の動きに連動します。
それを発見したニュー大家さん。
即行で新しい便座を購入し、旦那さんのほうがネジで止めてくれました。
テレビもそうです。
全ての部屋のテレビが映像が映らなかった状態でしたが、新しいケーブルを購入し、接続し、すべて映るようになりました(フランス語版のドラゴンボールを見て勉強できるようになりました)。
またその他にも、カーテンの新調や色々小さな要求を聞いてくれました。
大家が変わるだけでこんなにも変わる。
そんな体験でした。
みなさんも部屋を探す時は大家さんに注意しましょう。
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