【英語の発音がうまくならない3つの原因】
英語を勉強しているのに、発音がぜんぜん上手にならない……と悩んでいませんか?
この記事を読むと、
英語の発音が上達しない3つの原因
がわかります。
目次
英語の発音がうまくならない三大要因
結論から書くと、
- プロソディの練習をしたことがない
- 調音の知識がない
- ネイティブに直されたことがない
の1つでも自分の現状と重なっているなら英語の発音は上手になりません。
どうしてでしょうか?
ひとつずつ解説していきます。
英語の発音の上達を妨げる3つの要因とは?
プロソディの練習をしたことがない
プロソディとは各言語固有のメロディ、リズムなどのことです。
日本語には日本語特有の、英語には英語特有のプロソディがあります。
そして僕たち日本人はとうぜん日本語のプロソディを日々使って会話しています。
そのため、
英語のプロソディを身につけていない場合、発音が日本語のプロソディによってカタコトになる
ことが起きます。
英語という日本語にはない新しい単語や文を覚えても、日本語のプロソディの経験しかないから英語を日本語のプロソディで話してしまうのです。
- 英単語・英文+日本語のプロソディ=カタコト英語
- 英単語・英文+英語のプロソディ=英語
そのため英語の発音を上達させたいのなら、英語のプロソディを身につけることが必要になります。
調音の知識がない
調音とは発音するときの口元の動きのことです。
ちなみに調音とプロソディの2つで発音はできています。
おそらく中学で誰もが習ったであろう、「fやvは下唇をすこし噛んで発音する」というような内容が調音の知識です。
調音は、
- 学習
- 実践
の2段階が必須です。
『よく聞いて真似する』というようないきなり実践から始めても身につくことはありません。
なぜなら
生後12か月くらいですでに母語にない調音の区別が不可能
という障害に人は誰しも突き当たってしまうからです。
日本人でもふつうにLとRの聞き分けができる時期があります。
しかしもはや僕たちがふつうに聞き分けできるのは無理なわけです。
そのため学習が必要になるのです。
ネイティブに直されたことがない
調音のところでも書きましたが、
生後12か月くらいですでに母語にない調音の区別が不可能
です。
そのため、プロソディや調音学習で学んだことの正確さを主観的に判断することは不可能です。
しかし英語のネイティブなら判断ができます。
そのため学んだことをネイティブから修正され、自己調整する必要がでてきます。
じゃあ初めからネイティブから発音を学べばいいじゃないですか、と思いませんか?
わたしは思いました。
そして実際発音矯正レッスンを受けたこともあります。
たしかに調音に関してはネイティブから学べばその場でチェックできます。
しかし
プロソディに関しては、実際にどれだけたくさんの種類の英語のプロソディに意識的に接して取り入れることができたのか
ということが大切になります。
そのため、発音レッスンのような1人の講師の使う英語のプロソディだけでは正直足らないのです。
英語の発音の向上を阻害する三大要因を取り除きましょう
プロソディの練習をしたことがない人は、練習し身につけることでカタコト日本語から脱出することができます。
調音の学習をしたことがない人は、学習することにより正しい音を作るための準備ができます。
ネイティブから発音を直されたことがない人は、直されることによって発音が完成されていきます。
発音を上達させるための具体的な勉強方法は【英語の発音を身につけるための4ステップ】にまとめてあります。
英語の発音がうまくなるために原因を解消しましょう
勉強や練習をしているのに発音が上手にならないのにはわけがあります。
- プロソディの練習をしたことがない
- 調音の知識がない
- ネイティブに直されたことがない
の1つでも当てはまる原因があればぜひ解消して上手な発音を獲得できるようにしましょう。
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