【フランスの大学へ留学するためのフランス語はこうやって勉強しました・03(読解編)】
フランス大学への留学には最低でもDELF・B2レベルが必須。
どうやって勉強したらいいのでしょうか?
まだフランス語を始めたばかりです・これから始めるつもりです・ちょっと勉強してみたいという方はこちら。
具体的な対策
前回の記事は、聴解問題に対してどうやって勉強していけばよいのかということについて書きました。
僕が試験対策として使用していたこの参考書
今回は、読解試験に対してどうやって取り組んでいけばよいのかについて。
以下に述べる対策も、前回の記事で書いたように一気にしなくてもよいです。
モチベーションと集中力が続くように気楽に勉強しましょう。
読解問題(60分)
まず質問を読みましょう。
どのようなキーワードを拾えばよいのかのチェックをします。
それから本文を読み、挑戦してみましょう。
問題が簡単だと感じた方は以下は読み飛ばし、文章作成対策へ。
問題が難しかったと感じた方は以下が参考になるかと思います。
僕がしていた勉強法です。
問題集を使って
読解のつまずきの主原因は2つに絞られます。
- 単語力不足
- 文法力不足
わからない単語があるときは、辞書を引くことも大切ですが、
- 前後の言葉も含めてイメージで覚える
のがよいです。
人間の記憶は、文字記憶→音声記憶→イメージ記憶の順番で強くなっていきます。
つまり、辞書で覚えた文字だけでの意味(音声機能があれば音声情報)だけでは記憶に定着しにくい。
ですから、分からない言葉がでてきた文章をイメージとして理解しておくほうがよいです。
問題集の問題は何度も解くことになります。
語単位でなく、文単位でイメージできていると別の文章で同じ単語がでてきたときにも応用することができます。
文法の一番の難所は、倒置文であるかと思います。
動詞や副詞が文の頭に来て、主語がその後に置かれる。
そのような単純な構造ではあるのですが、よく現れます。
文章の核は述部(動詞や日本語の~です部分)と主語。
その二つに注視しましょう。
それ以外の細かな文法事項も単語を覚えるときと同じです。
文全体でどのようなイメージを持っているのかで記憶しておくと、次回同じ文法に遭遇した時に応用できます。
そして以前の記事で書いたように、分からないことが多くなりすぎたら一度読むのを止めてください。
脳科学的に、モチベーションの低下は集中力の低下を招きます。
集中力の低下は記憶力の低下につながります。
練習の段階では、記憶力の低下は厳禁。
途中放棄ではなく、部分的完成だと思いましょう。
問題集以外で
グーグルニュース
言語と地域をクリックしてフランス語に変えるだけで、最新のフランス語ニュースを読めます。
ジャンルも選べますので、興味のある記事に目を通しましょう。
ただし、読解の問題の内容は多岐にわたりますので、自分の知らないジャンルも読んでみておいたほうがよいです。
問題集のときと同じように、わからない言葉が多くなり始めてモチベーションが下がり始めたら、ページをとじましょう。
または、
COMPRÉHENSION ÉCRITE B2
とインターネットで検索すると、これまでの過去の読解問題がでてくるのでそれで練習するのも、試験が近くなってきたらよい手です。
フランス語のニュースアプリ
フランス語のニュースはアプリでも読むことができます。
一度ダウンロードしてみて、使いやすいのものを選んでください。
僕は以下のアプリをインストールしていました。
- TV 5 monde
- RFI
- Franceinfo
そして、電車に乗っているときだけ使うというふうに決めていました。
どんなに記事の途中でも、駅に着いたらアプリを閉じる。
制限時間を設定するすることによって集中力があがります。
以上のようなことを続けていき、僕はDELF B2の試験に合格しました。
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