【フランスでルームシェア生活メリットデメリット・赤裸々公開25(アメリカ人と2週間で帰国したイギリス人)】

9月になり新しい生活が始まります。

一緒に暮らしていた個人的な友人が引越し、少しばかりの1人暮らし。

 

 

新しい入居人

 

アメリカ人のJさんが来たのが9月初旬。

英語でMBAを学べるADHECへ通うために来ました。

年齢は僕より2つ年下の33歳。

気さくなお姉さんといった感じです。

 

Jさんが入居してから一週間後に来たのがイギリス人のLさん。

20歳の若さです。

僕と同じニース大学でフランス語文学を学ぶために来ました。

 

ひさびさの長期のルームメイトです。

 

 

楽しむLさん?

 

他のフランスの大学は知りませんが、ニース大学の入学受付は10月を過ぎたころまでしています

講義は9月中旬に始まるので、微妙なタイムラグがある人も出てくるのがフランスっぽいです。

 

そういうわけで、9月中旬少し前にニースに着いたLさんは入学手続きと授業開始がほぼ同時でした。

実際には、土曜にニースに着き、月曜に入学手続き&講義受講のような状態。

入学手続きといっても、基本書類が揃っていればEU圏の学生は学生ビザとか要りませんし学生証をもらうだけの簡単な作業です。

 

講義も始まったばかりなので、Lさんは日がまだ明るい内に帰って来られるような毎日を送っていました。

残暑がまだ残る9月。

地中海は海も空もブルー一色です。

なので、Lさんも学校から帰ってきてからビーチへ行ったりして楽しんでいるような話を本人から聞いていたのですが。

 

 

Lさんの決断

 

一週間目を過ぎたころから、Lさんの顔に陰りが見え始めました。

本人に調子を聞いても大丈夫だと答えるのであまり気にしていませんでした。

 

しかし金曜日。

僕はその日授業が無かったので家にいたのですが、Lさんも家にいました。

昼ご飯を用意していたら部屋からでてきました。

今日授業無いのかと尋ねたら、ちょっと戸惑ったあとで、イギリスに戻ると言いました。

理由を聞くと、

 

  • 大学の授業内容や先生の授業の進め方、そのほかにも学校以外の事務手続きの稚拙さに嫌気がさした
  • フランス語よりスペイン語のほうを極めたいという気持ちがムクムクと上がってきた

 

と言っていました。

なるほど。

確かに他にやりたいことが見つかったのならそれに進むのがよいですね。

しかし決断力が迅速で感心しました。

見習わなくては、と考えているうちにLさんは帰国していきました。

 

 

以上、決断力の速いLさんに感化された話でした。

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