【フランスでルームシェア生活メリットデメリット・赤裸々公開05・(人によっては問題になる件について)】
ルームメイト運に恵まれなかった僕についにいい感じのルームメイトと遭遇。
もちろん人による
騒々しいベルギー人の子たちが去り、大家が変わり、アパート設備の更新がされついに便器に便座がついたあとの話です。
約半年1人で過ごしたあと、新しいルームメイトが来ました。
イギリス人の女の子Tさんです。
TさんはニースにあるMBAで有名な学校、エデックに半年間の留学のために来ました。
ニースに来る前はアメリカのディズニーランドでスタージュをしていたそうで、いずれは彼氏もいるアメリカに戻って働きたいとのことでした。
南米の血を引くので、スペイン語と英語のバイリンガルです。
Tさんが入居後2か月後に今度はアルバニア出身のAさんが来ました。
Aさんはドイツで国際法律の修士を修め、フランスの会社で見習いをしに来ました。
アルバニアと英語のバイリンガルです。
なので3人のコミュニケーション言語は英語。
僕はぎりTOEIC850点。
しかし、TOEICなんぞ普段のコミュニケーションにはあまり役に立ちません。
まあでもなんとかなりました。
しばらくはこの3人で生活を共にすることに。
僕は大学、Tさんはエデック、Aさんはへ出かけ、夜は戻ってくるというスタイルです。
なかなか穏やかな日々です。
騒ぐこともなく、料理を一緒に作ったり、きちんと使い終わった食器も洗ってくれる。
エデックではフランス語の授業もあるのですが、Tさんはフランス語は初級のしょきゅう。
なので僕が教えたりもしていました。
問題……?
さてTさんは上記の通りアメリカに彼氏がいます。
まだ20歳と若い彼女はやはり彼氏と連絡をお話をしたいわけです。
しかしフランスとアメリカの時差は6時間。
フランスが13時のとき、アメリカは朝の7時です。
そんな時差の中、Tさんと彼氏がゆっくり話せるのは、アメリカ在住の彼氏の仕事が終わる夕方以降、つまりフランス時間の夜分遅くしかありません。
深夜12時以降のような。
というわけでほぼ毎晩隣の部屋のTさんがスペイン語で彼氏と話すこえが聞こえてきました。
壁は実はそんなに厚くないのです。
スペイン語なので何を言っているかはさっぱりわかりませんでしたが、声のトーンで超ハッピーそうな感じはわかります。
それが2時3時まで続きます。
おそらくTさんが寝てしまうまで彼氏が頑張っていたのでしょう。
それに関してAさんはちょっと不満気味な様子でした。
しかしTさんより年上なのでちょっとお姉さん気取りなところがある彼女は、若いからねぇと許容気味。
僕はというと、全然問題ありませんでした!
僕はもともと静かだと寝られない質です。
かといって音楽は駄目。
できれば人が話している声がよい、と普段はラジオをつけたまま寝ているのですが、壁越しに聞こえてくるTさんのスペイン語での会話は僕にとってはちょうどよいものでした。
元ルームメイトのベルギー人の子たちの雄たけびを含むどんちゃん騒ぎとは違います。
以上、問題になりそうでならなかった話でした。
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