【フランスの大学へ留学するためのフランス語を勉強した方法・04(文章作成編)】
フランス大学への留学には最低でもDELF・B2レベルが必須。
でもどうやって勉強したらいいの?
まだフランス語を始めたばかりです・これから始めるつもりです・ちょっと勉強してみたいという方はこちら。
具体的な対策
前回の記事は、読解問題に対してどうやって勉強していけばよいのかということについて書きました。
僕が試験を受けるときにも使っていたこの参考書
今回は、文章作成に対してどうやって取り組んでいけばよいのかについて。
以下に述べる対策も、前回の記事で書いたように一気にしなくてもよいです。
モチベーションと集中力が続くように気楽に勉強しましょう。
文章作成(60分)
文章作成で採点されることは以下の3つの点です。
- 何をどう書けばよいのか理解しているのか
- 適切な語彙を使っているのか
- 適切な文法を使っているのか
1点目は理解と反応。
質問を理解し、それに対してどのように反応すればよいのかがキーポイント。
ラブレターのような書き方で、購入商品のクレームレターを書く人はいません。
クレームレターを書く場合は、それ相応の型があります。
文章作成の試験に合格するには、この型を覚えなければなりません。
2点目と3点目は言葉の選択。
同じ意味の言葉や言い方でも、時と場合とシチュエーションで使い分けなければなりません。
関西出身のお笑い芸人の番組を見たことのある方なら『お前』という言葉がよく使われていることをご存知かと思います。
僕は名古屋出身で『お前』という言葉を親友に対してのみ使います。
しかし大学で上京してからは、使わないようにしていました。
なぜなら関東出身の友だちを『お前』と呼んだら、ショックを受けていたからです。
同じ言葉でも所変われば品変わる。
言葉の選択とはそういうことです。
問題集を使って
理解より、書いて型と必要な言葉を覚えるのが一番です。
型のある文章は日記と違います。
なぜなら定型文+具体的内容で構成されているからです。
『お忙しいところ誠に恐縮ですが、〇〇が〇〇であるかご確認お願いできますでしょうか』
〇〇が具体内容。それ以外、定型文です。
ですからまずは問題を読み、
- どんなシチュエーション
- なにを書かなければならない
の2点を確認します。
その後、
解答を書き写します
自分で内容を考えるのは、型ができてからです。
書き写しながら意識することは、
- 全体の構成はどうなっているのか
- 型であるか具体的内容であるのか
の2点です。
問題集にはいくつかの例が載っています。
すべて型の種類が違います。
1問につき最低2回は上記の点を意識しながら書き写してください。
そして、
- 構成
- 定型文
を覚えておけば当日の試験でも迷うことはないはずです。
問題集以外で
問題集に載っている解答例以外の例に触れたい場合は、インターネットで、
delf b2 production écrite exemple
と検索すると色々例がでてくるので、活用しましょう。
構成や型に慣れてきたら、実際に自分でもシチュエーションを想像して文章作成にチャレンジしてみましょう。
でも、作成したフランス語文をネイティブに添削してもらいたいですよね?
そんなときにおすすめなのは、
HiNative
この文章大丈夫かなと迷ったら投稿できるのがHiNative Trek。
そうするとネイティブの人から意見や添削をもらえます。
長くない質問なら数分以内で届くこともあります。
あれ、この表現正しいんだっけ?などと思ったときは僕もすぐに質問しています。
HelloTalk
それ以外にも僕が使っているのが、このアプリ。
添削機能も充実しているし、かなり重宝しています。
母語を日本語、学習語をフランス語と設定すると、日本語を学んでいるフランス語母語者とつながれる掲示板に投稿することができます。
かなり長めの文章でも投稿できるので、作成した文章を投稿してみましょう。
添削を含め、きっと反応があるはずです。
結構赤裸々に書いて、添削をもらっています!!
以上のようなことを続けていき、僕はDelf B2の試験に合格しました。
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