【冬のニース観光情報】
地中海コートダジュールに面するニースといえば、夏のバカンスの場所というイメージが強いです。
実際に6月頃から観光客でごった返す町も、10月半ばには平常の落ち着きを取り戻します。
でも、実は寒い時期だからこそおすすめできるニース観光があるんです。
目次
寒い時期にニースで観光するならおすすめの4選
冬のニースを観光するなら、僕の個人的なおすすめとしては、
- 夕暮れのColline du Château
- マルシェデノエルとFontaine Miroir d’eau
- 各美術館
- ニースカーニバル
の4点が挙げられます。
冬のニースでこの4つがおすすめなわけ
夕暮れのColline du Château
Colline du Châteauの頂上からは紺碧海岸と訳されるコートダジュールの海が一望できます。
年中開いているのですが、夕日に色づく紺碧海岸を眺めたいのなら冬がおすすめです。
なぜなら、開館時間中に夕焼けに染まる光景を見ることができるのが冬だけだからです。
夏場は閉館時間になってもまだ空が青く、むしろ海を見下ろそうとすると逆光が強くて写真に収めるのも難しいです。
同じ理由で、夜の海岸線や旧市街、そして港のイルミネーションを見れるのも冬だけです。
ちなみに入場無料です。
時間内ならエレベーターで上のほうまで登れます。
そこから頂上までは15分くらいです。
マルシェデノエルとFontaine Miroir d’eau
クリスマス頃になるとニースの中心であるマセナ広場の脇に、マルシェ・デ・ノエル(クリスマス市)と観覧車が出現します。
そしてちょうど観覧車の反対側にあるFontaine Miroir d’eauへ夜に行くと、それは大変幻想的な光景が広がっています。
クリスマス市もチュロスやホットワイン、肉料理やクリスマスデコレーションを買えておもしろいです。
もちろん入場は無料です(ペットボトルとか飲料は持ち込めないようになっています)。
マルシェ・デ・ノエルに関しては【南仏ニースでマルシェ・デ・ノエルを楽しむ】にまとめました。
各美術館
ニースにはかつてシャガールやマティス、そしてイヴ・クラインが滞在していました。
そのため彼らの作品が収められた美術館があります。
秋や冬になり観光客が減ると、当然美術館へ行く人も減るので、ゆっくりと静かな環境で名作を鑑賞できます。
シャガールならシャガール美術館。
マティスならマティス美術館。
イヴ・クラインなら近現代美術館。
で作品を鑑賞することができます。
ニースカーニバル
毎年2月の後半から3月の始まりにかけて行われるのがカーニバルです。
フランスでは1番大きなお祭りです。
巨大な人形を乗せた山車がニース中心の幹線道路を練り歩いたり、花のカーニバルがあったりと盛り上がり方が激しく100万規模の観客が来ます。
同時期には近隣のマントンでレモン祭りがあったり、その他近隣の町でも春に関連したイベントが盛りだくさんです。
ニースのカーニバルに興味のある方は【ニースのカーニバル情報】をお読みくださいませ。
冬のニースもよいけれど、避けるべきタイミングがあります
夏だけでなく、寒い時期もニースは楽しめます。
じゃあ、1年中楽しめるのかと言われたら答えはいいえです。
個人的には
10月下旬から11月初旬のニースは避けた方がいい
と思います。
なぜなら毎年その時期には大雨雷暴風天気が続くことが多いからです。
その悪天候が夏と冬(秋?)との境目だと思うのですが、傘も意味をなさないほどの暴風雨になることもあるので、本当におすすめできません。
その時期さえ外せば、冬もニースは楽しめます。
ぜひ行きましょう。
ネイティブ講師とフランス語会話を練習するなら
>> ベルリッツ・フランス語(現在無料体験実地中なのでお急ぎで(通常料金19800円から))
One thought on “【冬のニース観光情報】”