【フランスでルームシェア生活メリットデメリット・赤裸々公開23(性格の影響)】
アメリカ人とロシア人と日本人の男子3人共同生活はトイレの問題も解決されてまあ何とかなっていきそう。そこに新しいルームメイトがやってきて。
賑やかなのか静かなのか
僕の大学院のクラスメイトでもあるロシア人のA君は静かなタイプです。
控えめではないけれど、騒ぐ感じではない。
話す時もときどき耳を傾けないと聞こえないときがあります。
僕も自分は静かなタイプだと思っています。
あまり騒ぐことはないし、よく真面目だ、落ち着いているなどとも評されます。
どちらかといえば話すより聞くタイプです。
アメリカ人であるJ君は比較的話すタイプなのですが、相手を選ぶタイプ。
仲のいい人にはかなり話すが、そうでないと静かになります。
相手が英語ができるかどうかも基準にあるようです。
僕とA君はフランス語で会話しますが、J君のフランス語は入門レベル。
僕とA君の英語は、できんことはないが、ネイティブが気を使ってくれないとスムースな会話の進行が続かないレベルです。
結果として、J君はあまり僕たちに話してくれませんでした。
こちらから話しかけたりイベントに誘っても、つれないご様子。
その割には、J君が午後学校が終わってアパートに連れてくる英語が堪能なスイス人の友だちとは毎日1ダースのビール缶を開けつつ、Youtubeのナンパ動画を見ていたりしました。
まあ人の合うあわないってのはありますよね。
僕みたいに合う人が少ない人間や、J君のように限定的な方向で合う人もいるし、A君のようにマルチながらも控えめ、みたいな。
そんな生活をしていた中、新しいルームメイトが到着しました。
全方向に合わせてくる人
新しいルームメイトはカナダ人のMさんでした。
J君と同じ年の娘さんがいるMさんは、二週間だけの滞在でJ君と同じ語学学校actilangueでフランス語の研鑽です。
カナダでは子供にフランス語の初級レベルを教えているそうです。
本人のフランス語は中級には手が届くか届かないレベルでした。
確かに、初級が出来れば、中級が出来なくても初級を教えることに支障がありませんものね。
で、このMさんがすごかった。
コミュニケーション能力の塊かという勢いでした。
話しかけやすいし、興味心、探求心、探検心全開でした。
結果として、4人全員巻き込むような飲み会や、J君の友だち、僕やA君の友だちと一緒にパリ祭(ニースと隣の町)へ出かけたりしました。
濃い2週間だった……。
二週間が過ぎ、Mさんが帰国したときはアパートが閑散した静けさでした。
その1週間後J君も帰国(かなりのホームシックになっていた)。
以上、コミュニケーション能力の塊が一人いるとルームシェアは楽しい、という話でした。
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